• Home / プランニング / 青春18きっぷモデルコース 日本縦断にチャレンジ 稚内発枕崎行き5日間の旅

⚫︎ 2024年6月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。

⚫︎ 当モデルコースは列車・バスの遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

⚫︎ 九州・枕崎発の青春18きっぷモデルコースは「枕崎発稚内行き 日本縦断にチャレンジ」をご覧ください。稚内発枕崎行きとは異なるルートをたどります。

⚫︎ 枕崎から稚内まで、ホテルを使わずに普通・快速列車を乗り継ぐ「夜行フェリーでつなぐ日本縦断の旅」もあわせてご覧ください。

⚫︎ JRの駅で「青春18きっぷ」と「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を購入しよう。

⚫︎ 倶知安、青森、松本、下関のホテルを予約しておこう。出発地の稚内、終着地の枕崎(または鹿児島中央)のホテルも予約しておくと安心だ。

⚫︎ 最新の列車運行情報を確認しておこう。


日本縦断・青春18きっぷの旅の起点はJR線最北端の終着駅稚内。宗谷海峡に面する利尻礼文サロベツ国立公園の玄関口だ。稚内からは早朝5時台の始発列車に乗車するので、前日までに到着しよう。

名寄や旭川では、列車の待ち時間に観光や食事ができる。札幌でJRタワー展望台に登った後は、パワフルな走りが自慢のキハ201系快速ニセコライナーに乗車して倶知安へ。


5:12発
おはようございます。稚内駅周辺には24時間営業のコンビニがないので、朝食が必要な場合は前日までに購入しておこう。
宗谷本線の名寄行き普通列車に乗車。車窓は進行方向右手が断然良い。日の出が早い時期であれば、南稚内を出てしばらくすると利尻島が見える。

8:46着 / 10:08発
名寄では1時間以上の待ち時間があるので、駅前の商店街を歩いてみよう。地元で評判の菓子店やミリタリーショップなどが見つかる。
駅から徒歩15分の名寄市北国博物館(月曜休)に足を運ぶのもおすすめ。入口にはSL排雪列車「キマロキ」(冬季閉鎖)が展示されている。
旭川行き快速なよろ4号に乗車。散策の時間が足りなければ、11時台の普通列車に乗っても間に合う。

11:28着 / 13:47発
旭川では列車の待ち時間が2時間以上があるので、まずは大雪地ビール館(日曜休)、または道の駅あさひかわのラーメン店で昼食。その後、旭川市博物館、または高砂酒造を訪ねるのがおすすめ。
函館本線の滝川行き普通列車に乗車。737系のワンマン電車。

14:28着 / 14:45発
岩見沢行き普通列車に乗車。737系のワンマン電車。

15:24着 / 15:36発
空知地方の中心都市。
札幌方面ほしみ行き普通列車に乗車。

16:18着 / 17:55発
道都・札幌に到着。夕方の快速列車に乗車するまで、しばし休憩しよう。駅に直結のJRタワー展望台で札幌の景色を眺めながら、コーヒーとスイーツはいかが?
函館本線の倶知安(くっちゃん)行き快速ニセコライナーに乗車。パワフルな走りが自慢のキハ201系6両編成で、小樽側の前3両が倶知安まで直通する。夕暮れの札幌や石狩湾の景色を大きな窓から眺めながら、通称「山線」へ。

19:52着
倶知安(くっちゃん)は世界的なリゾート地として名高いニセコの玄関口。今日はこの先、長万部まで足を伸ばすこともできるが、宿泊施設やスーパーマーケット、飲食店が充実した倶知安に泊まろう。
倶知安に連泊するなら、翌日はニセコ連山へ足を伸ばしたり、羊蹄山のふもとを自転車などで一周するのがおすすめ。


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▶︎ 倶知安駅から徒歩1分

倶知安駅から徒歩1分。ヒラフ、ニセコエリアや羊蹄山へのアクセスに便利なホテル。シングルやツインルーム、和室、相部屋形式のドミトリールームを提供。徒歩圏内にスーパー、コンビニ、飲食店街あり。


2日目の午前は倶知安から長万部経由で函館へ。地元グルメを堪能した後は、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」で道南いさりび鉄道と新幹線はやぶさを乗り継ぎ、青森県の奥津軽いまべつへ。列車の待ち時間に駅レンタカーを借りれば、竜飛崎または袰月海岸までドライブを楽しめる。青森は19時台に到着。かだれ横丁で郷土料理を堪能しよう。


6:22発
函館本線の長万部行き普通列車に乗車。車窓左手には朝焼けの羊蹄山(通称・蝦夷富士)が見える。

7:57着 / 8:33発
長万部といえば駅弁「かにめし」が有名だ。駅前の直売店(火曜休)は午前8時開店なので、朝食に買い求めよう。
函館本線の函館行き普通列車に乗車。進行方向左手には噴火湾や駒ヶ岳が見える。約3時間の旅。

11:34着 / 13:36発
津軽海峡に面する道南の港町。約2時間の待ち時間があるので、駅前の函館朝市ラッキーピエロを訪ねてみよう。鉄道ファンには青函連絡船記念館摩周丸の見学がおすすめ。
函館からは「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」(当日に駅窓口で購入可)を使って、第三セクター「道南いさりび鉄道」木古内行き普通列車に乗車。進行方向左手には津軽海峡と函館湾の絶景が広がる。

14:39着 / 15:01発
北海道最南端の駅。時間があれば、駅前広場にある道の駅みそぎの郷きこないに立ち寄ってみよう。
引き続き「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を使って、北海道新幹線の東京行きはやぶさ34号に乗車。青函トンネルを抜けて本州へ。

15:34着
津軽半島の玄関口。駅前の道の駅いまべつには地元の特産品が揃うほか、レストラン「」で食事や休憩ができる。
津軽線の蟹田行き列車代行バスは18時過ぎの出発なので、今別・三厩方面に足を伸ばしてみよう。駅レンタカーを約2時間借りれば、竜飛崎(往復約1時間30分)、あるいは袰月海岸と高野崎(往復約1時間)に足を伸ばせる。
また、駅前から15:55発の三厩駅行き今別町巡回バスもある(運賃200円)。

16:50発
津軽線の三厩行き列車代行バスに乗車。青春18きっぷ利用可。

17:15着 / 17:50発
津軽線の終着駅。折り返し、蟹田行き列車代行バスに乗車。青春18きっぷ利用可。

18:13発
奥津軽いまべつ駅でレンタカーを借りた場合は18時までに返却し、津軽線の蟹田行き列車代行バスに乗車。青春18きっぷ利用可。

18:47着 / 19:03発
津軽線の青森行き普通列車に乗車。陸奥湾に沿って南下する。

19:38着
本州最北端の県庁所在地・青森に到着です。まずはホテルにチェックイン。夕食は駅から徒歩3分のパサージュ広場(23時まで営業)がおすすめ。青森の郷土料理を堪能しよう。
青森で連泊するなら、明日は三内丸山遺跡や八甲田山、酸ヶ湯温泉などに足を伸ばしてみたい。


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▶︎ 青森駅から徒歩3分

青森駅より徒歩3分。全室個別空調完備でバス・トイレは別々のセパレート式(一部ユニット式)。1階にはドトールコーヒーがあり、居酒屋が集うパサージュ広場隣の好立地です!24時間営業のコンビニも歩いてすぐ。


3日目は青森から奥羽本線と羽越本線を日本海に沿って南下し、山形県の酒田では本間美術館を見学。新潟・長岡を経由して、越後川口から長野まで飯山線のローカル列車に乗車。冬は日本有数の豪雪地帯として有名だ。夜は北アルプスを見渡す城下町の松本泊。


5:41発
おはようございます。
奥羽本線の弘前行き普通列車に乗車。朝の津軽平野を駆け抜ける。

6:23着 / 6:27発
秋田行き快速列車に乗車。八郎潟の広大な田園風景が見どころ。

8:45着 / 9:11発
秋田県の県庁所在地。駅コンコースに立ち食いそば屋とテイクアウト可能なカフェがある。
羽越本線の酒田行き普通列車に乗車。日本海と鳥海山の眺めを楽しめる。

11:06着 / 12:52発
山形県第三の都市。列車の待ち時間に京風建築と日本庭園が見事な本間美術館を見学しよう(駅から徒歩5分)。昼食は駅周辺の飲食店で。
村上行き普通列車に乗車(ディーゼルカー)。日本海を進行方向右手に眺めながら走る。

14:52着 / 15:14発
酒と鮭で有名な新潟県北東部の城下町。ここから夜まで列車の乗り継ぎが続くので、駅のコンビニで食べ物や飲み物を購入しておきたい。
新潟経由長岡行き普通列車(白新線経由)に乗車。米どころの越後平野を西へ進む。

17:53着 / 17:57発
上越線の越後中里(季節により水上)行き普通列車に乗車。

18:19着 / 18:25発
飯山線の十日町行き普通列車に乗車。

18:51着 / 19:03発
戸狩野沢温泉行き普通列車に乗車。夜の千曲川に沿って列車は進む。冬は豪雪地帯として有名だ。このあたりまで来ると車内でゆっくり夕食を取れる。

20:26着 / 20:28発
長野行き普通列車に乗車。豊野〜長野間はしなの鉄道の運賃260円が別途必要。

21:30着 / 21:52発
善光寺の門前町。
篠ノ井線の上諏訪行き普通列車に乗車。

23:03着
お疲れ様でした。信州を代表する城下町・松本に到着です。
松本で連泊するなら、翌日は松本城や上高地、安曇野などに足を伸ばすのがおすすめ。


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▶︎ 松本駅お城口から徒歩1分

松本駅前目の前!松本バスターミナルすぐ横!全室無料Wi-fi&加湿空気清浄機完備!北アルプスが一望できる10Fレストランで信州名物が食べられる朝食バイキングが人気の宿です。


4日目は信州松本から本州最西端の山口県下関までの長距離移動。列車の旅が深夜まで続くハードな1日だ。まずは中央本線に乗車し、名古屋から東海道本線で関西地方へ。昼下がりに城下町・姫路で一休みしたら、山陽本線の普通列車で再び西へ。瀬戸内海の夕暮れと夜景を存分に堪能できる。日付か変わる直前に下関着。


6:32発
おはようございます。
中央本線の中津川行き普通列車に乗車。奈良井などの中山道宿場町を通り過ぎると、車窓には木曽川の峡谷が寄り添う。上松の出発後には進行方向右手に「寝覚の床」が見える。

8:46着 / 8:59発
名古屋行き快速列車に乗車。

10:13着 / 10:30発
東海地方の中心都市。中央本線の列車が発着する7/8番ホームでは名古屋名物の立ち食いきしめんを味わえる。
東海道本線の大垣行き快速列車(土休日は新快速)に乗車。

11:02着 / 11:11発
岐阜県第二の都市。米原行き普通列車に乗車。

11:47着 / 11:50発
東海道本線の姫路行き新快速に乗車。京阪神圏を走り、神戸を過ぎると進行方向左手に明石海峡が見える。

14:17着 / 15:04発
姫路ではこの日で唯一、まとまった休憩時間(約45分)が取れる。駅構内のそば屋、またはカフェで一息つこう。また、駅前広場からは姫路城が見える。
再び列車の乗り継ぎが続くので、駅のコンビニで食べ物や飲み物を購入しておきたい。
山陽本線の播州赤穂行き普通列車に乗車。

15:23着 / 15:25発
山陽本線の岡山方面備中高梁行き普通列車に乗車。

16:31着 / 16:48発
岡山県の県庁所在地。改札内の土産物店「晴れの国」では駅弁が販売されている。
山陽本線の三原行き普通列車に乗車。東尾道〜糸崎間では進行方向左手に瀬戸内海が見える。

18:15着 / 18:32発
徳山行き普通列車に乗車。広島からは約2時間、進行方向左手に広がる瀬戸内海沿線の夜景を堪能できる。車内で夕食。

21:55着 / 21:57発
下関行き普通列車に乗車。さらに2時間、夜の山陽本線を西へ進む。

23:54着
お疲れ様でした。本州最西端の駅・下関に到着です。
下関に連泊するなら、関門海峡界隈の観光がおすすめ。巌流島や対岸の門司港レトロ地区などを訪ねてみたい。


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▶︎ 下関駅東口から徒歩2分

JR下関駅東口から徒歩2分。飲食店街も徒歩圏内で楽々。観る・買う・食べるを満喫したあとはスマイルで快適な宿泊を。全室Wi-Fi、加湿空気清浄機完備。


5日目は本州の下関から関門トンネルを抜けて九州の福岡県に入り、鹿児島本線を南下。熊本県と鹿児島県を結ぶJR肥薩線は水害による不通区間があるため、第三セクター「肥薩おれんじ鉄道」に乗車する。鹿児島中央駅で観覧車から桜島を眺めた後、いよいよ指宿枕崎線に乗車。西日に輝く東シナ海や開門岳の車窓を満喫し、日本最南端の終着駅枕崎へ。現地で郷土料理を堪能した後、鹿児島中央へ戻ることもできる。


5:52発
小倉行き普通列車に乗車。関門トンネルを抜けて九州へ。

6:05着 / 6:30発
昼まで列車の乗り継ぎが続くので、駅構内のコンビニで食べ物と飲み物を購入するのがおすすめ。
鹿児島本線の羽犬塚行き快速列車に乗車。小倉始発なので、鳥栖まで確実に座っていこう。平日は博多近郊で通勤ラッシュにかかる。

8:26着 / 8:31発
荒尾行き普通列車に乗車。

9:16着 / 9:21発
八代行き普通列車に乗車。

10:51着 / 10:53発
第三セクター「肥薩おれんじ鉄道」の出水(いずみ)行き普通列車に乗車。青春18きっぷの利用者はお得な「おれんじ18フリーきっぷ」を車内で購入できる。

12:16着 / 13:18発
新幹線駅舎内の地産地消系「こあら食堂」(日曜休)、または駅西口の飲食店で昼食。
引き続き、第三セクター「肥薩おれんじ鉄道」の川内行き普通列車に乗車。

14:19着 / 14:22発
鹿児島本線の鹿児島中央方面都城行き普通列車に乗車。

15:12着 / 16:02発
鹿児島県の県庁所在地代表駅。50分の待ち時間があり、カフェなどで一休みできる。駅ビルの観覧車「アミュラン」(一周14分半)から鹿児島や桜島の景色を眺めるのもおすすめ。
指宿枕崎線の枕崎行き普通列車に乗車。進行方向左手には夕日に輝く東シナ海の車窓が広がる。途中、JR線最南端の駅・西大山に停車するのでカメラの準備をお忘れなく(進行方向右側)。

18:36着
稚内から長旅お疲れさまでした。指宿枕崎線の終着駅・枕崎に到着です。
はるばる枕崎までやってきたからには、駅周辺の居酒屋で枕崎の名物料理を堪能しよう。翌日は開門岳や指宿温泉などに足を伸ばすのもおすすめ。
※枕崎に宿泊しない場合は、20:06発の普通列車で鹿児島中央に戻ることができる(22:57着)。


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▶︎ 枕崎駅から徒歩1分

枕崎駅から徒歩1分。ビジネス・観光の行動拠点としてご利用ください。駅周辺にはカツオなどの名物料理を提供する飲食店や居酒屋が点在。