北海道の魅力を鉄道で体感できる王道モデルコース。「北海道&東日本パス」を使って、札幌を起点に普通・快速列車で北海道一周の旅に出かけよう。道央から道北へ、そして道東から道南へ。海岸や山岳、湿原などの北海道が誇る雄大な自然、四季折々の変化に富んだ車窓風景、情緒あふれる港町をめぐる。
⚫︎ 2025年3月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。
⚫︎ 当モデルコースは2025年3月15日からの内容です。
⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
チェックリスト
⚫︎ この旅行には「北海道&東日本パス」の利用がおすすめ。価格は「青春18きっぷ」(5日間用)よりもお得で、有効期間も連続する7日間と長い。
⚫︎ 稚内(1日目)、網走(2日目)、釧路(3日目)、函館(4日目)のホテルを予約しておこう。「北海道&東日本パス」は連続する7日間有効なので、時間に余裕があれば、2都市で2連泊、または1都市で3連泊できる。
⚫︎ 北海道外から旅行する場合は、札幌のホテルも予約しておくと安心だ。
INDEX
1日目

Photo: 宗谷本線剣淵駅
鉄道乗車距離: 396.2km
札幌→稚内
⚫︎ 道都・札幌を早朝に出発。北海道外から訪れる場合は、前日までに札幌入りしよう。
⚫︎ 北海道第二の都市・旭川を観光。
⚫︎ 名寄駅周辺を散策。
⚫︎ 宗谷本線の終着駅・稚内へ。
6:00発
函館本線の旭川行き普通列車(ディーゼルカー)に乗車。石狩平野を北上する。光珠内を過ぎると、車窓左手に「日本一の直線道路」(29.2キロ)として知られる国道12号線と並走する。
8:51着 / 12:32発
北海道第二の都市。列車の待ち時間がたっぷりがあるので、中心街の散策がおすすめ。旭川市博物館や高砂酒造などへ足を伸ばしたり、大雪地ビール館(日曜休)などで昼食を取ることができる。
駅に戻り、宗谷本線の名寄行き普通列車に乗車。
13:55着 / 14:59発
名寄では約1時間の待ち時間があるので、駅前の商店街を歩いてみよう。
稚内行き普通列車に乗車。
16:01着 / 17:02発
時刻表では音威子府から列車番号が変わるが、車両は稚内まで直通する。ここでは約1時間停車するので、駅待合室の天北線資料室を見学したり、道の駅おといねっぷで買い物ができる。荷物の適切な管理をお忘れなく。
音威子府からは車窓左手に天塩川がしばし寄り添う。
19:51着
宗谷本線の終着駅。お疲れさまでした。駅の正面に見える北防波堤ドームを散策し、地元の居酒屋でちょっと遅めの夕食にしましょう。個人的にはドーミーイン稚内そばの「よしおか」が好きですね。
「北海道&東日本パス」を利用の場合は稚内で2泊し、宗谷岬やノシャップ岬などに足を伸ばすのもおすすめ。
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▶︎ 稚内駅から徒歩2分
最上階10階に自家源泉の男女別天然温泉大浴場(サウナ付)完備・露天風呂付。稚内初の最上階天然温泉!稚内駅より徒歩約2分のアクセス抜群の立地です。夜鳴きそば無料サービス!
2日目

Photo: 宗谷本線稚内駅
鉄道乗車距離: 497.1km
稚内→網走
⚫︎ 稚内を早朝に出発し、宗谷本線を南下。
⚫︎ 名寄の北国博物館を見学。
⚫︎ 旭川で昼食。名物のラーメンを味わってみたい。
⚫︎ 石北本線の快速列車に乗車。大雪山の峰々を越える。
⚫︎ 網走で夕食。名物の地ビールを堪能。
5:22発
おはようございます。稚内駅周辺には24時間営業のコンビニがないので、朝食が必要な場合は前日までに購入しておこう。
宗谷本線の名寄行き普通列車に乗車。車窓は進行方向右手が断然良い。日の出が早い時期であれば、南稚内を出てしばらくすると利尻島が見える。
8:46着 / 10:08発
名寄では1時間以上の待ち時間があるので、駅から徒歩15分の名寄市北国博物館(月曜休)に足を運んでみよう。入口にはSL排雪列車「キマロキ」(冬季閉鎖)が展示されている。カフェで一息つくのもよい。
駅に戻り、旭川行き快速「なよろ4号」に乗車。
11:26着 / 12:38発
再び旭川。列車の待ち時間に昼食。旭川名物のラーメンを味わってみたい。激辛ラーメンが名物の「旭川三平本店」などがおすすめだ。
石北本線の網走行き特別快速「大雪(たいせつ)」に乗車。大雪山国立公園の山並みを眺め、道東地方へ。スイッチバック駅で知られる遠軽では進行方向が変わる。
16:32着
オホーツク海に近い石北本線の終着駅。釧網本線の普通列車で釧路まで進むこともできるが、早朝から移動続きの旅だったので、今日は網走に泊まろう。夕食は駅から徒歩8分の「YAKINIKU 網走ビール館」がおすすめ。地ビールの手軽な飲み比べセットもある。
ℹ️ 網走から釧網本線の釧路行き普通列車(16:42発)に乗車し、オホーツク海を間近に見渡す北浜駅(16:59着)を訪ねるのもおすすめ。約20分間滞在し、網走行き普通列車(17:20発)で折り返すことができる。
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北海ホテル
▶︎ 網走駅から徒歩5分
網走駅から徒歩5分。繁華街も徒歩圏内の好立地。大浴場完備。レジャー・団体等様々なシーンでご利用頂けます。全室WI-FI無料。
3日目

Photo: 夜の釧路川と幣舞橋
鉄道乗車距離: 439.9km
網走→釧路
⚫︎ 釧網本線に乗車。オホーツク海や斜里岳、釧路湿原などの変化に富んだ車窓を眺める。
⚫︎ 港町・釧路の和商市場で朝食。名物の「勝手丼」を試してみたい。
⚫︎ 風光明媚な風景が広がる花咲線で根室へ。
⚫︎ 根室駅からバスで日本本土の最東端・納沙布岬を目指す。
⚫︎ 夜は釧路で新鮮な海の幸に舌つづみ。
6:38発
釧網本線の釧路行き普通列車に乗車。進行方向左手の席がおすすめ。オホーツク海や斜里岳、釧路湿原の風景を楽しめる。
10:00着 / 11:13発
太平洋に面する道東地方最大の港町。朝食は駅から徒歩3分の和商市場で。好きな魚介類をご飯にのせた「勝手丼」を試してみたい。列車への持ち込みもできる。
花咲線の根室行き快速「ノサップ」に乗車。車窓は厚岸湾や別寒辺牛湿原、太平洋を見渡せる進行方向右手が良い。日本最東端の無人駅・東根室をお見逃しなく。
13:26着 / 13:35発
根室本線(花咲線)の終着駅。ここまで来たら、根室半島の先端まで足を伸ばしてみよう。
🚍 根室交通の納沙布岬行き路線バスに乗車。
14:19着 / 15:10発
日本本土の最東端に位置する岬で、天気が良ければ眼前に歯舞群島が見える。周辺には食堂があり、根室名物の花咲ガニやサンマなどの魚介類を味わえる。
🚍 折り返し、根室駅前行きの路線バスに乗車。
15:54着 / 16:08発
釧路行き普通列車に乗車。進行方向左手の席がおすすめ。夕暮れの太平洋や厚岸湾の景色を堪能できる。
18:50着
お疲れ様でした。この先、新得行きの普通列車に乗り継ぐこともできますが、車窓はほぼ真っ暗なので、霧の街・釧路の夜を満喫することにしましょう。
夏場はフィッシャーマンズワーフMOOの「岸壁炉端」で新鮮な魚を味わうのがおすすめ。近くには幣舞橋や歓楽街の末広町があり、夜遅くまでぶらりと散策できる。
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コンフォートホテル釧路
▶︎ 釧路駅から徒歩2分
朝食ビュッフェ無料!北海道産のじゃがいもとコーンを使用したポテトサラダやこだわりのスムージーなど多彩なメニュー。小学6年生まで添い寝無料。フリードリンク有、ウェルカムドリンクサービス。
4日目

Photo: 日高山脈を見渡す新得の高原をサイクリング
鉄道乗車距離: 570.0km
釧路→函館
⚫︎ 4日目は北海道一周の旅で、移動距離がもっとも長い日。
⚫︎ 早朝に釧路を出発し、十勝平野を横断。
⚫︎ 新得で名物のそばを味わう。夏場はサイクリングがおすすめ。
⚫︎ 新得から新夕張までは青春18きっぷの特例で特急列車の普通車に乗車。
⚫︎ 追分から室蘭本線を太平洋に沿って進み、長万部へ。
⚫︎ さらに函館まで約3時間、普通列車の旅を満喫できる。
5:58発
根室本線の新得行き普通列車に乗車。進行方向左手の座席がおすすめ。車窓には太平洋が広がり、冬場は徐々に朝日が昇る情景が印象的。十勝地方の中心都市・帯広では17分停車。
9:59着 / 11:50発
十勝地方の西に位置する高原の町。駅には立ち食いそば屋があり、夏場は無料のレンタサイクルを借りることができる。自然豊かな新得神社は駅から徒歩10分。
石勝線の札幌行き特急とかち6号に乗車。新夕張まで青春18きっぷ、または北海道&東日本パスで普通車の空いている席を利用できる。北海道屈指の山奥を駆け抜け、道央地方へ。
13:06着 / 13:15発
千歳行き普通列車に乗車。
13:39着 / 14:09発
鉄道の歴史とともに発展した町で、待合室に炭鉄港の紹介パネルがある。
室蘭本線の苫小牧行き普通列車に乗車。
14:45着 / 15:11発
北海道を代表する工業都市のひとつ。苫小牧と縁があるアニメグッズは駅南口に隣接する観光案内所で購入できる。地元のスイーツとパンは「三星駅前店」で。
室蘭行き普通列車に乗車。オールロングシートの737系車内からは樽前山や太平洋がよく見える。
16:07着 / 16:17発
長万部行き普通列車に乗車。進行方向右手には有珠山と昭和新山、左手には噴火湾が見える。トンネルに挟まれた秘境ムード満点の小幌駅をお見逃しなく。
17:55着 / 18:48発
長万部では約1時間の待ち時間があるので、駅から徒歩4分のスーパーマーケット「ラルズマート」で夕食の買い物を。
函館行き普通列車に乗車。噴火湾の海岸線に沿って走る。森から大沼までは佐原支線経由。
21:39着
お疲れさまでした。津軽海峡に面する港町・函館に到着です。晩酌は駅から徒歩7分の「大門横丁」でいかが。
「北海道&東日本パス」を利用の場合は函館で2泊し、ベイエリアや元町、五稜郭公園の散策に充てるのがおすすめ。
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JRイン函館
▶︎ 函館駅北口から徒歩1分
湯船に浸かり入線する列車を眺め、ラウンジからは青函連絡船記念館摩周丸。ホテルロビーには懐かしい列車のヘッドマークも。回転寿司食べ放題の朝食ビュッフェをお召し上がりいただけます!
5日目

Photo: 小樽運河
鉄道乗車距離: 286.3km
函館→札幌
⚫︎ 最終日は函館から通称「山線」経由で札幌へ。
⚫︎ 長万部で昼食。温泉入浴も楽しめる。
⚫︎ 長万部から「山線」に乗車。ニセコ連山や蝦夷富士の車窓を楽しむ。
⚫︎ 夕暮れの港町・小樽を散策。
⚫︎ 新千歳空港へ直行すれば、東京・羽田行きのフライトに間に合う。
8:23発
ちょっと早起きして駅前の函館朝市へ。新鮮な海産物は地方発送できる。
函館本線の長万部行き普通列車に乗車。進行方向右手の座席がおすすめ。大沼湖や駒ヶ岳、噴火湾が間近に見える。
10:51着 / 13:29発
長万部といえば駅弁「かにめし」が有名だ。駅前の直売店「かなや本店」(お盆を除く火曜休)で販売されており、列車の客室を模した飲食スペースで味わうことができる。
長万部温泉は駅から徒歩20分。長万部温泉ホテルでは日帰り入浴ができる。郷土資料館(町民センター)や図書館で待ち時間を過ごすのもよい。
函館本線の倶知安行き普通列車に乗車。ニセコが近づくと、車窓右手に羊蹄山(通称・蝦夷富士)の勇姿が見える。
15:02着 / 15:16発
世界的なスキーリゾートとして名高いニセコの玄関口。
小樽行き普通列車に乗車。
16:26着 / 19:00発
北海道開拓期の歴史的建物が数多く残るノスタルジックな港町。観光名所の小樽運河や堺町通りを散策したら、小樽倉庫No.1で地ビールを味わおう。運河クルーズに乗船するのもおすすめ。
新千歳空港行きの快速「エアポート170号」に乗車。札幌が今日の最終目的地であれば、普通列車は23時台まである。
19:34着
札幌でもう一度ゆっくり過ごしたい方(あるいは札幌在住の方)はここが事実上の終着駅。歓楽街すすきのに繰り出すのもよし。駅に直結のJRタワー展望台で夜景を見ながらビールで乾杯するもよし。
新千歳空港へ向かう場合は、引き続き終点まで乗車しよう。
20:13着
お疲れ様でした。今日中に東京へ向かう場合、新千歳を21時台に出発する羽田行きの飛行機に乗り継げます。
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JR東日本
ホテルメッツ プレミア 札幌
▶︎ 札幌駅北口東コンコースから徒歩2分
JR札幌駅北口(東コンコース)より徒歩2分。シンプルで機能性に優れた空間は心地よい時間をお届けします。全室バス・トイレセパレートタイプ。ホテルのそばに24時間営業のコンビニあり。
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