東京から青春18きっぷ3日間用秋の乗り放題パス、または北海道&東日本パスで青森、函館、室蘭の港町をめぐる2泊3日の旅。

往路は仙台まで東北新幹線でワープし、青森には夕方到着。北海道の往復には青森〜函館間、および室蘭〜青森間の快適な夜行フェリーを利用。繁忙期に予約が取りにくいホテルに泊まることなく、東京からリーズナブルな周遊旅行を楽しめる。青森ねぶた祭や弘前ねぷたまつり、五所川原立佞武多などへのアクセスにもおすすめ。

Photo: Hakodate Bay Area

⚫︎ 2025年7月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。

⚫︎ 当モデルコースは2025年3月15日からの内容です。

⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

⚫︎ タイムラインに 🎟 の絵文字が付く列車は「青春18きっぷ」・「秋の乗り放題パス」が利用できません。別途、有効な乗車券類が必要です。

⚫︎ 出発前にフェリーの運航日と運航状況を必ずご確認ください。

⚫︎ 北海道&東日本パス」の利用もご検討ください。


JR線普通・快速列車の普通車自由席、東北新幹線やまびこ51号(東京〜仙台間)、IGRいわて銀河鉄道(盛岡〜好摩間)、青函フェリー(青森〜函館間)、津軽海峡フェリー(室蘭〜青森間)

⚫︎ 青春18きっぷ3日間用、秋の乗り放題パス、または北海道&東日本パス

⚫︎ 東北新幹線やまびこ51号(東京〜仙台間)の乗車券・特急券

⚫︎ IGRいわて銀河鉄道(盛岡〜好摩間)の乗車券 (青春18きっぷ、または秋の乗り放題パスを利用の場合)

⚫︎ 青函フェリー(青森〜函館間)の乗船券:現地購入またはオンライン予約可・各種割引料金あり

⚫︎ 津軽海峡フェリー(室蘭〜青森間)の乗船券:現地購入またはオンライン予約可・各種割引料金あり

3日間

東京

東京


6:04発

おはようございます。まずは新幹線で仙台までワープしよう。最寄りのJR駅から東京駅までJR線の普通・快速列車で移動する場合は、「青春18きっぷ」が利用できる。

▶︎ 🎟 東北新幹線の盛岡行きやまびこ51号に乗車。普通車自由席を利用の場合、東京〜仙台間の乗車券と自由席特急券の計10,560円が別途必要。事前予約が可能であれば、新幹線の普通車指定席を割引価格で利用できる「えきねっと」などの利用がお得。後続の東京6:32発・仙台8:03着の新函館北斗行きはやぶさ1号(全車指定席)もおすすめ。


7:58着 / 8:11発

杜の都と呼ばれる東北最大の都市。

▶︎ 小牛田(こごた)行き普通列車に乗車。


8:58着 / 9:06発

▶︎ 一ノ関行き普通列車に乗車。


9:53着 / 10:15発

岩手県南部の都市。駅構内に立ち食いそば屋や物産館がある。

▶︎ 盛岡行き普通列車に乗車。


11:45着 / 12:35発

☕️ 岩手県の県庁所在地。駅構内または駅ビルの飲食店で昼食にしよう。

▶︎ 🎟️ 花輪線の大館行き普通列車に乗車。「青春18きっぷ」・「秋の乗り放題パス」利用の場合、盛岡〜好摩間はIGRいわて銀河鉄道の運賃(690円)が別途必要。ただし、「北海道&東日本パス」利用の場合、IGR区間の運賃は不要。米代川に沿って秋田県へ。


15:25着 / 15:28発

秋田県北部の中心都市。

▶︎ 奥羽本線弘前行き普通列車に乗車。


16:11着 / 16:15発

毎年8月1日〜8月7日に開催される弘前ねぷたまつりへ行く場合は当駅で下車。毎年8月4日〜8月8日に開催される五所川原立佞武多へ行く場合は五能線に乗り換え。

▶︎ 奥羽本線弘前行き普通列車に乗車。


17:04着

お疲れさまでした。本州最北端の県庁所在地に到着。ナイトライフや温泉入浴を楽しもう。青森ねぶた祭は毎年8月2日〜8月7日に開催。このモデルコースでは18時過ぎスタートの運行に間に合う。最終日に青森花火大会・ねぶた海上運行あり。

▶︎ 青森駅西口から青函フェリー青森港までは2.4km(徒歩約35分)。歩きたくない場合は、青森タクシーの「青函フェリーdeお気軽タクシー」(24時間営業・電話で要予約)で安全かつお得に移動するのがおすすめ(所要約10分)。移動前に駅前のコンビニで買い物を済ませておきたい。


2:00発

出港30分前までに青函フェリーのターミナル窓口で乗船手続きを済ませておこう。旅客は満席にならない限り、予約がなくても乗船できる。ステートルームは客室数が少ないので早めの予約がおすすめ。割引クーポンについては公式サイトを参照のこと。船内には男女別のシャワールームや婦人専用の2等室、軽食カウンターなどがある。

▶︎ 青函フェリー函館行き「はやぶさII(2023年就航)に乗船。深夜の津軽海峡を渡る。


5:50着

はるばるきたぜ、北海道・函館へ。春や夏は函館湾の美しい朝焼けが望めることだろう。

▶︎ 青函フェリー函館港から五稜郭駅までは2km(徒歩約30分)、函館駅までは3.3km(徒歩45分)。歩きたくない場合は、函館駅まで相互交通の「青函フェリーdeお気軽タクシー」(24時間営業・フェリーターミナルの直通電話で予約可)で安全かつお得に移動するのがおすすめ(所要約10分)。以下、函館港から徒歩で五稜郭駅へ向かうモデルコースをご紹介。


6:48発

▶︎ 函館行き普通列車に乗車。道南いさりび鉄道の車両だが、「青春18きっぷ」や「秋の乗り放題パス」、「北海道&東日本パス」で乗車できる。


6:53着 / 12:38発

☕️ 午前7時前に函館駅着。駅前の函館朝市で朝食にしよう。午前はフリータイム。市内観光を楽しんだり、谷地頭温泉へ足を伸ばすのがおすすめ。自分の好みに合わせてスケジュールを決めよう。

▶︎ 函館本線の長万部行き普通列車に乗車。進行方向右手の座席がおすすめ。大沼湖や駒ヶ岳、噴火湾が間近に見える。


14:49着 / 15:30発

☕️ 長万部といえば駅弁「かにめし」が有名だ。駅前の直売店「かなや本店」(お盆を除く火曜休)で販売されており、列車の客室を模した飲食スペースで味わうことができる。

▶︎ 室蘭本線の東室蘭行き普通列車に乗車。トンネルに挟まれた秘境ムード満点の小幌駅をお見逃しなく。右手には噴火湾、左手には有珠山や昭和新山が見える。


16:54着 / 17:16発

室蘭の玄関口。駅待合室に北海道四季彩館があり、軽食やお土産が手に入る。

▶︎ 室蘭行き普通列車に乗車。737系のワンマン電車。


17:28着

☕️ お疲れさまでした。フェリーの出港時刻まで約3時間のフリータイム。測量山から夜景を眺めたり、工場夜景のナイトクルーズを楽しめる。夕食は室蘭名物の焼き鳥がおすすめ。

▶︎ 室蘭駅から室蘭港フェリーターミナルまで1km・徒歩約15分。


20:50発

青森行きの夜行フェリーはここから乗船。

▶︎ 津軽海峡フェリーの青森港行きに乗船。2025年8月に新造船「ブルーグレイス」が就航。リーズナブルなスタンダードルームから個室タイプのコンフォート・スイートルームまで、様々なタイプの客室がある。出航して間もなくライトアップされた東日本最長の吊り橋・白鳥大橋の下をくぐる。展望浴室で1日の汗を流し、ゆっくりと横になろう。


3:50着

再び青森港へ。

▶︎ 青森港から青森駅西口まで2.3km(徒歩約30分)。歩きたくない場合は、津軽海峡フェリー利用者限定の定額タクシー「海峡タクシー得々プラン」がおすすめ。


5:41発

青春18きっぷの旅3日目。青森駅前のアウガ新鮮市場は午前5時から営業。

▶︎ 奥羽本線の弘前行き普通列車に乗車。


6:23着 / 6:27発

▶︎ 秋田行き快速列車に乗車。


8:45着 / 9:12発

秋田県の県庁所在地。27分間の休憩。

▶︎ 湯沢行き普通列車に乗車。


10:34着 / 10:49発

北上線の接続駅。

▶︎ 北上線の北上行き快速列車に乗車。ほっとゆだ〜ゆだ錦秋湖間では車窓に錦秋湖が広がる。


12:05着 / 12:50発

☕️ 45分間の休憩。駅構内のそば店で昼食にしよう。

▶︎ 東北本線の一ノ関行き普通列車に乗車。


13:29着 / 13:50発

岩手県南部の都市。駅構内に物産館がある。

▶︎ 小牛田行き普通列車に乗車。


14:37着 / 14:44発

▶︎ 仙台行き普通列車に乗車。


15:30着 / 15:34発

東北地方最大の都市。東北本線・福島経由で東京へ向かうこともできるが、このモデルコースでは太平洋に沿って進む。

▶︎ 6番ホームから常磐線の原ノ町行き普通列車に乗車。


17:00着 / 17:28発

福島県北部の駅で約30分間の休憩。駅構内のコンビニは17時ちょうどに閉店してしまうので要注意。

▶︎ いわき行き普通列車に乗車。


18:48着 / 19:52発

☕️ 一ノ関から普通列車に乗り続けてきたので、休憩を兼ねて、駅ビル「エスパルいわき」の飲食店で夕食にしよう。「ホップジャパンTapRoomいわき」では、あぶくま高原の地ビールを味わえる。

▶︎ 水戸行き普通列車に乗車。


21:19着 / 21:30発

茨城県の県庁所在地。

▶︎ 上野行き普通停車に乗車。追加料金でグリーン車自由席を利用できる。


23:25着 / 23:31発

▶︎ 東京・品川・渋谷方面行きの山手線外回りに乗車。1分後には京浜東北線の東京・横浜方面大船行き各駅停車が発車する。


23:38着

お疲れさまでした。

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Photo: じゃらんnet