大阪・京都から「青春18きっぷ」2日分で北陸、飛騨高山、木曽川の城下町めぐる「乗り鉄+歴史旅」の周遊モデルコース。往路は福井県の一乗谷朝倉氏遺跡、石川県の金沢城公園と兼六園をめぐり、飛騨高山に宿泊。復路は愛知県木曽川流域の犬山城下町を散策する。飛騨高山では連泊がおすすめ。関西から北陸・高山経由で東京へ向かう旅行ルートとしても使える。
Photo: Openverse 犬山城下町 © odysseygate (Licensed under CC BY 2.0)
⚫︎ 2024年10月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。
⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
⚫︎ 福井県の一乗谷朝倉氏遺跡博物館は月曜が休館となります。
⚫︎ 高山から東京まで行く場合は、東京発着の青春18きっぷモデルコース「飛騨高山・下呂温泉に行こう!高山→東京」をご覧ください。
大阪→高山
鉄道乗車距離: 436.6km
⚫︎ 往路は福井・金沢・富山経由。
⚫︎ 大阪から出発の場合は、長浜〜敦賀間を特急列車でワープするのもおすすめ(運賃・料金が別途必要)。
⚫︎ 敦賀〜越前花堂〜一乗谷間は越美北線への通過特例を利用し、青春18きっぷでハピラインふくいに乗車。
⚫︎ 越前国を統治した一乗谷朝倉氏遺跡の復原街並を散策し、博物館を見学。
⚫︎ 加賀藩前田氏の城下町・金沢の兼六園と金沢城公園を散策。
⚫︎ 富山で夕食。名物はますのすし。
5:00発
東海道線の京都行き普通列車(始発の各駅停車)に乗車。
➡︎ 東海道線の始発列車に間に合わない場合は、大阪5:54発(土休日は5:55発)の長浜行き普通列車に終点まで乗車し、長浜7:54発(土休日は7:53発)の敦賀行き特急しらさぎ51号(全車指定席・乗車券と指定席特急料金が別途必要)に乗り継ぐとよい。長浜〜敦賀間の運賃・指定席特急料金は計2170円。
5:46着 / 5:51発
湖西線の永原行き普通列車に乗車。進行方向右手に琵琶湖が見える。
6:49着 / 7:05発
近江塩津方面米原行き普通列車に乗車。
7:24着 / 7:27発
北陸本線の敦賀行き普通列車に乗車。
7:41着 / 8:37発
☕️ 北陸本線の終着駅。敦賀駅交流施設オルパークに午前7時から営業の立ち食いそば屋があり、朝食が取れる。駅前のスターバックスコーヒーは午前8時開店。
第三セクター「ハピラインふくい」の福井方面金沢行き普通列車に乗車。敦賀方面から越美北線へ乗り継ぐ場合、敦賀〜越前花堂間は通過特例で青春18きっぷを利用できる(運賃は不要)。
➡︎ 長浜から特急しらさぎ51号でワープの場合、敦賀には8:19着(土休日は8:18着)。
9:23着 / 9:26発
越美北線の九頭竜湖行き普通列車に乗車。
9:39着
一乗谷朝倉氏遺跡(駅から2キロ)の玄関口。
一乗谷駅から「一乗谷朝倉氏遺跡博物館前」バス停まで250メートル(徒歩3分)。列車からバスへの接続時間が短いので、駅からまっすぐバス停に向かおう。
➡︎ 徒歩の場合、駅から一乗谷朝倉氏遺跡の復原街並まで約30分(2.3キロ)。
9:48着 / 11:21発
一乗谷朝倉氏遺跡の散策拠点。越前国を統治した戦国大名・朝倉氏の城下町が史実に基づいて復原されている。
🚍 折り返し、京福バスの62系統「福井駅」行きに乗車。徒歩の場合は一乗谷レストラントから一乗谷駅まで約20分(1.4キロ)。
11:25着
復原街並の散策後は、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(月曜休)を見学。朝倉館と城下町の巨大ジオラマを通して、一乗谷の歴史を学ぶことができる。
博物館から一乗谷駅まで徒歩3分。
➡︎ 博物館の休館日は「あさくら水の駅」でバスを降り(11:26着)、昼食や買い物をして一乗谷駅まで歩くのもおすすめ(徒歩約12分)。
12:15発
福井行き普通列車に乗車。越前花堂〜福井間は第三セクター「ハピラインふくい」の運賃(170円)が別途必要。
14:40着 / 14:50発
加賀藩の城下町として知られる北陸最大の都市。
🚍 金沢駅東口7番のりばから兼六園方面行き「城下町かなざわ周遊バス右回りルート」に乗車(約15分おきに運行)。
15:05着 / 16:50発
金沢を代表する観光名所、兼六園と金沢城公園の最寄りバス停。加賀藩前田氏の歴史と文化に触れよう。両方を見て回る場合、見学所要時間はそれぞれ40分間弱が目安。
🚍 折り返し、金沢駅方面行き「城下町かなざわ周遊バス右回りルート」に乗車(約15分おきに運行)。
➡︎ 土休日は金沢駅方面行き「城下町かなざわ周遊バス左回りルート」(16:54発)も利用できる。
17:18着 / 17:36発
七尾線の七尾行き普通列車に乗車。金沢〜津幡間は第三セクター「IRいしかわ鉄道」の運賃(270円)が別途必要。
17:54着 / 18:02発
津幡の次に停車する駅。第三セクター鉄道の津幡〜富山間で青春18きっぷの通過特例を利用するためには、七尾線(中津幡方面の駅)から高山本線へ乗り継ぐことが条件となる。
折り返し、金沢行き普通列車に乗車。
18:56着 / 19:50発
🍽 駅ビル「富山ステーションシティ」、または「エスタ」のレストランで夕食。富山の名物料理を堪能したい。
高山本線の猪谷行き普通列車に乗車。
20:39着 / 20:41発
高山行き普通列車に乗車。
Photos: Openverse Fukui Station © Kzaral (Licensed under CC BY 2.0); Openverse Ichijodani-STA Home © MaedaAkihiko (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Distant view of restored town of Ichijodani © Yasunorihayashi (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Ichijodani Asakura Family Site Museum (new) © Yasunorihayashi (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Kanazawa train station ‘gate’, Japan © Paul Mannix (Licensed under CC BY 2.0); Openverse Snowy Kenroku-en park © pelican (Licensed under CC BY-SA 2.0); Openverse Tsubata Station 20160529 © Rsa (Licensed under CC BY-SA 3.0); Openverse AK Toyama Station 2019,08 © Rebirth10 (Marked with CC0. 1.0); Openverse Takayama at night © Gusjer (Licensed under CC BY 2.0)
飛騨高山の宿 (スポンサー広告)
東急ステイ 飛騨高山 結の湯
▶︎ 高山駅から徒歩1分
高山駅東口すぐの好立地。
◆高山市景観デザイン優秀賞受賞の外観
◆地元の工芸や飛騨家具を館内随所に使用
◆温泉大浴場の他、足湯や貸切風呂も
◆飛騨牛の夕食や郷土料理のブッフェ
高山→大阪
鉄道乗車距離: 299.1km
⚫︎ 復路は美濃太田・岐阜経由。
⚫︎ 高山を午前10時過ぎに出発。飛騨川の車窓を眺める。
⚫︎ 高山本線の鵜沼で途中下車。木曽川が流れる犬山城下町と国宝犬山城を散策。
⚫︎ 岐阜で夕食。
10:24発
高山本線の美濃太田行き普通列車に乗車。飛騨川の流れに沿って走る。
➡︎ 高山から東京まで行く場合は、東京発着の青春18きっぷモデルコース「飛騨高山・下呂温泉に行こう!高山→東京」をご覧ください。
13:07着 / 13:30発
岐阜行き普通列車に乗車。
13:41着
犬山城のJR線最寄り駅。木曽川の対岸に犬山城が見えるが、徒歩だと30分近くかかるので、JR鵜沼駅と連絡通路で直結する新鵜沼駅から名鉄電車を利用するとよい。
13:49発
名鉄犬山線の名古屋方面河和(こうわ)行き急行列車に乗車。運賃180円が別途必要。
13:53着
犬山の散策拠点で、駅構内に観光案内所が併設されている。周辺には食事処も多い。駅から西へ500メートルの本町交差点から犬山城下町(全長約600メートル)の商店街を散策し、犬山城へ。
15:30〜16:30
国宝犬山城は室町時代(1537年)に織田信長の叔父・信康が木曽川の岸辺に築城。現存する天守閣としては日本最古のもので、最上階から木曽川と濃尾平野の絶景を見渡せる。
犬山城から犬山遊園駅まで1.2キロ(徒歩約18分)。
16:57発
名鉄犬山線の鵜沼方面名鉄岐阜行き普通列車に乗車。運賃180円が別途必要。
16:59着
連絡通路を歩いてJR鵜沼駅へ。
17:11発
高山本線の岐阜行き普通列車に乗車。
17:32着 / 18:21発
🍽 高山本線の終点。駅ビル「ASTY岐阜」の飲食店で夕食にしよう。駅前の中央北口(信長ゆめ広場)には黄金の信長像が立つ。
東海道線の米原行き快速列車(土休日は新快速)に乗車。
19:10着 (土休日は19:09着) / 19:18発
姫路行き新快速に乗車。
20:12着
姫路行き新快速の停車駅。
➡︎ 奈良・嵯峨嵐山方面は乗り換え。
20:43着 (土休日は20:42着)
お疲れさまでした。神戸・姫路方面へ向かう場合は引き続き乗車。
Photos: Openverse Takayama Station © EXECUTOR (Marked with CC0. 1.0); MT-Shin Unuma Station-WestGate © ButuCC (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse 犬山城下町 © odysseygate (Licensed under CC BY 2.0); Openverse Inuyama Castle from Inuyama Bridge © Alpsdake (Licensed under CC BY-SA 3.0); Openverse Gifu station south entrance © Alpsdake (Licensed under CC BY-SA 4.0)
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