• Home / プランニング / 東京・大阪発着 本州一周 普通列車の旅 4泊5日 青春18きっぷモデルコース

Photo: Openverse JR Sanyo-main-line Series115-3000 © MaedaAkihiko (Licensed under CC BY-SA 4.0)

⚫︎ 2024年9月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。

⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

⚫︎ 大阪から出発の場合は、2日目→3日目→4日目→5日目→1日目の順にタイムラインをご覧ください。

⚫︎ この旅行には「青春18きっぷ」が1枚(5日分)必要。

⚫︎ JR線以外の路線(第三セクター鉄道など)では、利用する区間で有効な乗車券が別途必要。ただし、青い森鉄道の青森〜八戸間は奥羽本線から八戸線への通過利用となるので、青春18きっぷのみで乗車できる。

⚫︎ 北陸新幹線の福井〜金沢間、および東北新幹線の八戸〜盛岡間は乗車券と特急券が別途必要。

⚫︎ 青春18きっぷ1枚(5日分)、第三セクター鉄道(伊勢鉄道・ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道)、北陸新幹線(福井〜金沢間)、東北新幹線(八戸〜盛岡間)を利用した交通費の総額は24,260円。

⚫︎ 大阪から出発の場合、モデルコースのタイムラインは2日目→3日目→4日目→5日目→1日目の順となる。最終日は大阪に到着後、京都・神戸へのJR線終電には接続しないので要注意。

⚫︎ 浜田(島根県)、金沢、青森のホテルを予約しておこう。東京発の場合は大阪のホテル、大阪発の場合は東京のホテルを予約に加えておきたい。


⚫︎ 1日目は東京から名古屋へ向かい、紀伊半島の海岸線をたどる。

⚫︎ 東京〜三島間の普通列車はグリーン車自由席の利用がおすすめ。

⚫︎ 昼食は名古屋駅名物の「きしめん」。

⚫︎ 紀勢本線の車窓風景は太平洋を随所で見渡せる進行方向左手が良い。

⚫︎ 大阪には深夜に到着。


5:20発
東海道本線の沼津行き普通列車に乗車。追加料金を払えばグリーン車自由席を利用できる。車内で朝食が取れるし、進行方向左手の座席に座れば、横浜ベイエリアや相模湾が見える。
➡︎ 武蔵小金井・新宿・津田沼・南浦和・松戸方面から都心へ向かう始発列車からも、この列車に乗り継ぎできる。

5:48発
沼津行き普通列車の停車駅。
➡︎ 相模原・町田方面からは横浜線の東神奈川行き始発列車に乗車し、終点で京浜東北線の横浜・桜木町方面行きに乗り換え。

7:21着 / 7:29発
静岡行き普通列車に乗車。天気が良ければ進行方向右手に富士山が見える。

8:29着 / 8:31発
浜松行き普通列車に乗車

9:42着 / 9:44発
大垣行き新快速(土休日は特別快速)行き普通列車に乗車。

11:12着 / 11:37発
愛知県の県庁所在地。まずは昼食。到着した5/6番ホームで名物の立ち食いきしめんを味わおう。この先は列車の乗り継ぎが続くので、駅構内のキヨスクで食べ物や飲み物を購入しておくとよい。
関西本線の伊勢市行き快速みえ19号に乗車。確実に着席するなら指定席(指定席券が別途必要)の利用がおすすめ。河原田〜津間は伊勢鉄道の運賃(520円)が別途必要。車内で精算できる。

12:54着 / 13:22発
紀伊半島の玄関口で、駅前に小さなコンビニがある。食べ物や飲み物の用意がまだという方はお忘れなく。
紀勢本線の新宮行き普通列車に乗車。進行方向右手には紀伊山地、左手には熊野灘が広がる。

17:04着 / 17:09発
熊野川の河口に位置する和歌山県南東部の都市。
串本行き普通列車に乗車。車窓には夕暮れの太平洋。途中の串本は本州最南端の駅。

20:09着 / 20:39発
紀勢本線における交通の要衝のひとつ。当駅を境に普通列車の系統が分かれており、この先は複線区間となる。30分間の待ち時間があり、駅構内のコンビニで夜食の買い物ができる。
和歌山行き普通列車に乗車。

22:24着 / 22:50発
阪和線の大阪方面京橋行き紀州路快速に乗車。和歌山から大阪へ直通する最終列車。

0:15着
初日から長旅お疲れさまでした。1日目の青春18きっぷは、大阪駅を含む電車特定区間内では終電まで有効。
➡︎ 大阪から京都・神戸への終電には接続しないので要注意。

Photos: Openverse Taki Station platform © もんじゃ (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Shingu Station01s4s4592 © 663highland (Licensed under CC BY 2.5)


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▶︎ 大阪駅に直結

JR大阪駅直結。京都・神戸・奈良へもJRで1本。早い到着でも荷物を無料でお預かり。客室は21階~27階の高層階。最上階フロアには専用ラウンジあり。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパートナーホテル。


⚫︎ 2日目は大阪から瀬戸内海に沿って本州西端の山口県を目指し、その後は日本海側の山陰地方へ。

⚫︎ 三原から広島までは呉線に乗車。瀬戸内海の島々を車窓から眺める。

⚫︎ 広島で昼食。名物のお好み焼きや牡蠣料理、あなご飯を味わってみたい。

⚫︎ 山口県の厚狭から美祢線の列車代行バスで日本海側の長門市へ。

⚫︎ 島根県の浜田に宿泊。


6:50発 (土休日は6:25発)
姫路行き新快速(土休日は普通列車)に乗車。

7:55着 (土休日は7:57着) / 8:01発
岡山行き普通列車に乗車。

9:29着 / 9:46
岡山で小休憩。この先は昼過ぎまで列車の乗り継ぎが続くので、駅のコンビニで軽食を購入しておきたい。
山陽本線の三原行き普通列車に乗車。

11:24着 / 11:37発
三原〜広島間の山陽本線は内陸を進むので、海側を走る景勝路線の呉線に乗り換えよう。
呉線の広行き普通列車に乗車。進行方向左手には瀬戸内海に浮かぶ島々がよく見える。

13:03着 / 13:04発
隣のホームに停車中の広島行き快速安芸路ライナーに乗車。進行方向左手には江田島が見える。

13:53着 / 14:45発
広島では2日目で唯一まとまった休憩時間が取れる。駅構内または駅ビルの飲食店で昼食にしよう。広島の名物料理といえば、お好み焼きや牡蠣料理、あなご飯が有名だ。
岩国行き普通列車に乗車。

15:34着 / 15:37発
山口県東部の都市。
下関行き普通列車に乗車。

18:02着 / 18:19発
本州一周・青春18きっぷの旅の最西端。トイレを済ませ、駅のキヨスクで夕食を購入しよう。
美祢線の長門市行き列車代行バスに乗車。青春18きっぷ利用可。
ℹ️ 本来であれば、本州最西端の下関まで足を伸ばしたいところだが、山陰本線の小串〜人丸・長門市間は2023年の大雨災害により不通となっており、代行バスを利用すると翌日以降のスケジュールに大きく影響する。そのため、このモデルコースでは下関から東へ約30キロの厚狭から美祢線を北上することにする。

19:40着 / 19:48発
山口県西部の日本海に面する都市。
山陰本線の益田行き普通列車に乗車。長門市から青森まで、本州の日本海沿岸をたどる長い旅が始まる。

21:39着 / 21:41発
浜田行き普通列車に乗車。

22:30発
お疲れさまでした。

Photos: Openverse Hiro Station Sign 2 © そらみみ (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse View from platform of Asa Station (Sanyo Main Line & Mine Line) © そらみみ (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Platform of Nagatoshi Station at night 2 © そらみみ (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Hamada Station © Kzaral (Licensed under CC BY 2.0)


浜田の宿 (スポンサー広告)

▶︎ 浜田駅から徒歩3分。

浜田駅から徒歩3分の好立地。全室Wi-Fi接続可。加湿空気清浄機完備。枕元にUSBコンセントあり。ビジネスや旅行に便利です。素泊まりプランあり。


⚫︎ 3日目は浜田から日本海に沿って北陸の金沢を目指す。

⚫︎ 山陰本線の車窓を楽しみ、鳥取で昼食。

⚫︎ 福知山から舞鶴線・小浜線経由で敦賀へ。

⚫︎ 敦賀から福井まで第三セクター「ハピラインふくい」に乗車。運賃が別途必要。

⚫︎ 福井から金沢まで北陸新幹線に乗車。運賃と自由席特急券が別途必要。

⚫︎ 北陸最大の都市・金沢に宿泊。


5:22発
山陰本線の出雲市行き普通列車に乗車。進行方向には朝焼けの日本海が広がる。

7:49着 / 7:50発
隣のホームに停車中の米子行き普通列車に乗車。

9:08着 / 9:24発
鳥取県西部の都市。
山陰本線の倉吉行き普通列車に乗車。列車の行き違いや待避でのんびりと進む。

10:58着 / 11:04発
鳥取行き普通列車に乗車

12:00着 / 13:33発
駅ビル「シャミネ鳥取」の飲食店で昼食にしよう。
豊岡行き普通列車に乗車。

15:52着 / 16:21発
福知山行き普通列車に乗車。この先は電車の乗り継ぎが続く。

17:31着 / 17:39発
舞鶴線の東舞鶴行き普通列車に乗車。

18:26着 / 18:59発
京都府舞鶴市の中心地。駅の改札口にコンビニがあり、夕食を購入できる。
小浜線の敦賀行き普通列車に乗車。夜の若狭湾を眺めながら東へ進む。中間駅の小浜では32分間停車。

21:24着 / 21:43発
福井県敦賀から新潟県直江津まではJR線から経営移管した第三セクター鉄道、または北陸新幹線での移動となる。青春18きっぷは基本的に利用できないが、本州一周の旅で外せない区間だ。距離が長いので、なるべく安く、かつ合理的に列車を乗り継ぐことがポイントとなる。
第三セクター「ハピラインふくい」の福井行き普通列車に乗車。福井までの運賃(1140円)が別途必要

22:35着 / 22:49発
🚅 北陸新幹線の富山行きつるぎ50号(普通車自由席)に乗車。乗車券と自由席特急券の計3210円が別途必要。リクライニングシートでくつろぎのひと時を。

23:25着
加賀藩の城下町として知られる北陸最大の都市。お疲れさまでした。

Photos: Openverse Tottori Station south side ac © Asturio Cantabrio (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Toyooka Station (Toyooka) ekisha © Saigen Jiro (Marked with CC0. 1.0); Openverse 223-5500-Maizuru-Line © Ayaragi-Train (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Tsuruga Station board © Indiana jo (Marked with CC0. 1.0); Openverse 131108 Kanazawa Station Kanazawa Ishikawa pref Japan01s5 © 663highland (Licensed under CC BY 2.5)


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▶︎ 金沢駅西口に直結

金沢駅構内の抜群のアクセス。西口直結!新幹線・在来線改札口から一番近いホテルです。コンビニ併設。到着・出発日の荷物預かり可。雨雪でも楽々駅まで移動。


⚫︎ 4日目は金沢から日本海に沿って本州北端の青森県へ。

⚫︎ 金沢〜富山〜直江津間は第三セクター鉄道の普通列車を乗り継ぎ。運賃が別途必要。

⚫︎ 新潟県の直江津から「青春18きっぷ」3日目を使用開始。

⚫︎ 秋田で夕食。名物のきりたんぽや稲庭うどんを味わってみたい。


5:14発
第三セクター「IRいしかわ鉄道」・「あいの風とやま鉄道」の富山行き普通列車に乗車。富山までの運賃1290円が別途必要

6:10着 / 6:49発
富山では一旦改札を出て、自動券売機で直江津までの乗車券(2490円)を購入しよう。101キロ以上の乗車券なので、富山から直江津までの一方向で途中下車ができる。駅のコンビニは6時30分から営業。
第三セクター「あいの風とやま鉄道」の泊行き普通列車に乗車。
➡︎ 富山6:19発の泊行き普通列車もあり、泊(7:10着)で直江津行き普通列車(7:12発)に接続する。

7:35着 / 7:52発
第三セクター「えちごトキめき鉄道」直通の直江津行き普通列車に乗車。車窓は進行方向左手が良い。
➡︎ 泊7:12発の直江津行き普通列車に乗車した場合は、トンネルの中にある駅として知られる筒石駅で途中下車してみては(8:06着/8:46発)。

9:07着 / 9:22発
3日目の青春18きっぷは新潟県上越市の直江津から使用開始。
信越本線の長岡行き快速列車に乗車。

10:18着 / 10:29発
信越本線の新潟行き快速列車に乗車。

11:29着 / 11:44発
白新線の村上行き普通列車に乗車。

12:56着 / 13:42発
酒と鮭で有名な新潟県北東部の城下町。駅前の飲食店で昼食。
羽越本線の酒田行き普通列車はディーゼルカー。日本海を進行方向左手に眺めながら走る。

16:16着 / 16:30発
山形県第三の都市。秋田行き普通列車に乗車。天気が良ければ、日本海に暮れゆく夕日と鳥海山の眺めが美しい。

18:23着 / 19:23発
🍽 秋田駅ビル「トピコ&アルス」で夕食にしよう。名物料理はきりたんぽや比内地鶏、稲庭うどんなどが有名だ。
奥羽本線の青森行き快速列車に乗車。約3時間の長旅。

22:18着
本州一周・青春18きっぷの旅の最北端。お疲れさまでした。駅前のコンビニで夜食と明日の朝食を買って、ホテルにチェックイン。

Photos: Openverse Toyama Station south exit 20180503 © 掬茶 (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse Echigo Tokimeki Railway & Ainokaze Toyama Railway at Tomari Station (Toyama) © Suikotei (Licensed under CC BY-SA 4.0); Openverse 新潟駅 – panoramio (2) © くろふね (Licensed under CC BY-SA 3.0); Openverse Akita Station west exit at night 20201008b1 © 掬茶 (Licensed under CC BY-SA 4.0)


青森の宿 (スポンサー広告)

▶︎ 青森駅から徒歩3分

青森駅より徒歩3分。全室個別空調完備でバス・トイレは別々のセパレート式(一部ユニット式)。1階にはドトールコーヒーがあり、居酒屋が集うパサージュ広場隣の好立地です!24時間営業のコンビニも歩いてすぐ。


⚫︎ 5日目は青森から東京まで太平洋側の幹線を南下。

⚫︎ 青森から第三セクター「青い森鉄道」の通過特例を利用し、八戸線の本八戸へ。

⚫︎ 本八戸から八戸に折り返した後、東北新幹線で盛岡へ。運賃と特定特急券が別途必要。

⚫︎ 仙台で昼食。名物の牛タン焼きや冷やし中華を味わってみては。

⚫︎ 仙台から東京まで常磐線に乗車。いわきで夕食。

⚫︎ 勝田〜東京間の普通列車はグリーン車自由席の利用がおすすめ。


5:40発
第三セクター「青い森鉄道」の八戸行き普通列車に乗車。青春18きっぷでは(前日乗車した)奥羽本線の駅から青い森鉄道経由で八戸線の駅へ乗り継ぐ場合に限り、通過特例で青森〜八戸間を追加料金なしで乗り通すことができる。

7:10着 / 7:17発
八戸線の久慈行き普通列車に乗車。

7:26着 / 7:43発
八戸市の中心部に位置する駅で、本州一周・青春18きっぷの旅の最東端。奥羽本線の駅から八戸線の駅まで乗車することで、青い森鉄道の通過特例の条件を満たしたことになる。
折り返し、八戸行き普通列車に乗車。

7:54着 / 8:11発
🚅 東北新幹線の東京行きはやぶさ10号(普通車)に乗車。乗車券+特定特急券の計3560円が別途必要。普通車の空席を利用できる。リクライニングシートでくつろぎのひと時を。
ℹ️ 八戸〜盛岡間の第三セクター「青い森鉄道」と「IGRいわて銀河鉄道」の合算運賃は計3110円。所要時間やサービス、盛岡から先の乗り継ぎを考えると、同区間では東北新幹線の利用が賢明だ。

8:43着 / 8:56発
盛岡駅の新幹線から在来線への乗り換え標準時間は7分。
東北本線の一ノ関行き普通列車に乗車。

10:27着 / 10:39発
岩手県南部の都市。駅待合室にコンビニ、駅弁屋、土産物店がある。
小牛田(こごた)行き普通列車に乗車。

11:27着 / 11:47発
20分間の休憩。
仙台行き普通列車に乗車。

12:34着 / 14:40発
東北地方最大の都市で、「杜の都」とも呼ばれる。昼食は仙台名物の牛タン焼きや冷やし中華などを堪能したい。お土産を購入したり、駅前の展望台へ足を伸ばす時間もある。
常磐線の原ノ町行き普通列車に乗車。太平洋の海岸に沿って走る。

16:09着 / 16:20発
福島県北部の駅で約10分間の休憩。
いわき行き普通列車に乗車。

17:46着 / 18:38発
仙台から約3時間。休憩を兼ねて、駅前の飲食店で夕食にしよう。夜食の購入もここで。
駅に戻り、水戸行き普通列車に乗車。

19:59着 / 20:08発
東京方面品川行き普通列車に乗車。約2時間30分乗車するので、追加料金でグリーン車自由席を利用するのがおすすめ。夜景を眺めながら晩酌はいかが?

22:36着
お疲れさまでした。新橋・品川方面へ行く場合は引き続き乗車。