札幌から「青春18きっぷ」1日分、または「一日散歩きっぷ」で空知・胆振地方へ日帰りぶらり鉄道の旅。アルテピアッツァ美唄で芸術に触れ、美唄焼き鳥で昼食。栗山では老舗の小林酒造を見学。安平町・追分で途中下車したのち、千歳線経由で夕方には帰路に着く。南千歳から北海道の空の玄関口・新千歳空港へ、あるいは北海道ボールパークや小樽へ向かうことも可能だ。
⚫︎ 2024年10月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。
⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
⚫︎ 美唄の「アルテピアッツァ美唄」と焼き鳥「たつみ」は毎週火曜、「美唄市郷土史料館」は毎週月曜が定休日となります。
キーポイント
鉄道乗車距離: 146.0km
⚫︎ アルテピアッツァ美唄で彫刻家・安田侃の作品を鑑賞。
⚫︎ 美唄市郷土史料館を見学し、空知神社に参拝。昼食は美唄焼き鳥(またはラーメン)がおすすめ。
⚫︎ 栗山の老舗・小林酒造を訪問。蔵元限定の日本酒を手に入れよう。
⚫︎ 追分で途中下車。日帰り入浴や道の駅訪問、または鹿公園の散策が楽しめる。
⚫︎ 南千歳で新千歳空港行きの快速列車に乗り換えできる。
モデルコース
6:57発
少し早起きして、函館本線の岩見沢行き普通列車に乗車。
➡︎ 小樽・千歳方面からもこの列車に乗り継ぎできる。
7:43着 / 7:58発
滝川行き普通列車に乗車。737系のワンマン電車。
9:01着 / 10:13発
アルテピアッツァ美唄(火曜休)は美唄出身の彫刻家・安田侃氏の作品を展示する美術館。炭鉱の閉山で廃校となった旧栄小学校の木造校舎を活用しており、昔懐かしい雰囲気の中で作品を鑑賞できる。
🚍 美唄市民バス東線「東明通り先回り」に乗車。
10:29着
美唄市郷土史料館の玄関前にある停留所で下車。向かいには昭和の雰囲気漂う市内唯一のショッピングモール「コアビバイ」がある。
10:29着
美唄市郷土史料館(月曜休)では北海道有数の規模を誇った炭鉱の歴史を中心に紹介。昭和時代の雑貨店を再現したコーナー、北海道で唯一の隕石「光珠内いん石」の展示もある。史料館の裏手には空知神社と高さ21.8mの沼貝開拓記念碑(1929建立)があるので、こちらも訪れてみよう。
11:05ごろ
美唄市郷土史料館から徒歩3分。焼き鳥たつみ(11時から営業・火曜休)で昼食。長らく炭鉱マンのソウルフードとして親しまれてきた「モツ串」を味わいたい。日中は混雑するので、早めの訪問がおすすめ。テイクアウトも可能だ。
たつみから美唄駅まで徒歩6分。
🍜 美唄市郷土史料館の近くには11時から営業のラーメン屋もある。焼き鳥店が混雑している時は、こちらでの昼食も検討したい。
12:26発
岩見沢行き普通列車に乗車。
12:42着 / 13:03発
空知地方の中心都市。
室蘭本線の苫小牧行き普通列車に乗車。
13:26着
栗山駅から小林酒造まで約700メートル(徒歩約10分)。駅の跨線橋を渡るのが近道。
15:28発
苫小牧行き普通列車に乗車。
15:51着 / 16:48発
室蘭本線と石勝線が接続する交通の要衝。約1時間の待ち時間がある。
石勝線の千歳行き普通列車に乗車。ゆっくり滞在したい場合は、19:10発の千歳行き普通列車もある。
➡︎ 追分での過ごし方は以下のいずれかがおすすめ。
1: 駅に隣接する温浴施設「安平町ぬくもりの湯」(第2・4火曜休)で日帰り入浴。
2: 道の駅あびらD51ステーションを訪問。駅から徒歩約12分。
3: 駅の跨線橋を渡った先にある安平町鹿公園(日本最古の保健保安林に指定)を散策。エゾシカの牧場がある。
17:04着 / 17:09発
千歳線の札幌行き快速エアポート137号に乗車。
➡︎ 新千歳空港へ行く場合は、17:09発の快速エアポート140号に乗車。18時台以降に出発する飛行機に間に合う。
17:26着
北海道ボールパークFビレッジの最寄り駅。平日は18時開始のプロ野球ナイトゲームに間に合う。
17:44着
お疲れさまでした。札幌到着です。
➡︎ 札幌から小樽方面倶知安行きの快速ニセコライナーに接続。夜の小樽運河散策はいかが?