札幌から青春18きっぷ3日間用、または秋の乗り放題パスで北東北3県の人気ローカル線と函館をめぐる2泊3日の旅。

往路は札幌から高速バスでスタート。苫小牧から夜行フェリーで一泊し、青森県の八戸へ。「青春18きっぷ」の旅は旅行2日目も本八戸駅からスタート。八戸線と三陸鉄道を乗り継いで太平洋の景色を満喫。釜石線経由で遠野を観光し、北上線経由で秋田へ。3日目は日本海に沿って五能線の快速「リゾートしらかみ」で快適なクルージングを楽しみ、青森のウォーターフロントを散策。その後、青春18きっぷ北海道新幹線オプション券で青函トンネルをくぐり抜け、函館で1泊。札幌への復路は通称「山線」経由。長万部と小樽で下車観光できる盛りだくさんの行程だ。

Photo: Openverse 大沢橋梁 – panoramio © くろふね (Licensed under CC BY-SA 3.0)

⚫︎ 2025年8月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。

⚫︎ 当モデルコースは2025年3月15日からの内容です。

⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

⚫︎ 「青春18きっぷ」・「秋の乗り放題パス」は旅行2日目に本八戸駅からの利用となります。詳しくはタイムラインの2日目をご覧ください。

⚫︎ 出発前にシルバーフェリーの運航日と運航状況を必ずご確認ください。

⚫︎ 2日目に乗車する釜石線の快速はまゆり4号・6号は閑散期に保守工事のため運休する場合があるのでお気をつけください。詳しくは時刻表などでご確認ください。

⚫︎ 北海道&東日本パス」の利用もご検討ください。


JR線普通・快速列車の普通車自由席、三陸鉄道(久慈〜釜石間)、道南いさりび鉄道、北海道新幹線木古内〜新青森間、シルバーフェリー(苫小牧〜八戸間)、高速とまこまい号(札幌駅前〜苫小牧港フェリー)

⚫︎ 青春18きっぷ(3日間用)、または秋の乗り放題パス

⚫︎ 青春18きっぷ(または秋の乗り放題パス)北海道新幹線オプション券

⚫︎ シルバーフェリー(苫小牧〜八戸間)の乗船券:オンライン予約可・各種割引料金あり

⚫︎ 三陸鉄道「片道途中下車きっぷ」久慈駅→釜石駅:久慈駅で発売。2日間有効。後戻りしない限り、一方向で途中下車が可能。

3日間

札幌

札幌


17:50発

夕方に札幌を出発。

▶︎ 中央バスの「高速とまこまい号」苫小牧フェリーターミナル行きに乗車。交通系ICカード利用可。


19:45着 / 21:15発

シルバーフェリーには往復割引(学生を除く)やインターネット割引、学生割引など各種割引料金が設定されている。かしこく使ってお得に旅しよう。

▶︎ シルバーフェリー八戸行き夜行フェリーシルバーティアラに乗船。リーズナブルな二等室(レディースルームあり)から個室タイプの1等・特等まで、様々なタイプの客室がある。展望浴室で1日の汗を流し、ゆっくりと横になろう。


4:45着 / 5:40発

青森県東部の港町。おはようございます。

▶︎ 南部交通の本八戸駅経由中心街ターミナル行きシャトルバスに乗車。


5:55着 / 6:13発

八戸の中心街にある駅。「青春18きっぷ」の旅1日目はここからスタート

▶︎ 八戸線の久慈行き普通列車に乗車。鮫を過ぎると進行方向左手に太平洋の絶景が広がる。


7:51着 / 8:05発

岩手県北東部に位置する三陸海岸の玄関口。三陸鉄道の久慈駅窓口で「片道途中下車きっぷ」(2日間有効)の久慈駅→釜石駅を購入しよう。後戻りしない限り、三陸鉄道の一方向で途中下車できる。

▶︎ 🎟️ 三陸鉄道の宮古行き普通列車に乗車。進行方向左手には三陸リアス式海岸の景色が広がる。


9:45着 / 9:56発

三陸海岸の観光拠点。

▶︎ 🎟️ 三陸鉄道の釜石行き普通列車に乗車旧JR山田線だった区間で、引き続き三陸海岸の風景を満喫できる。途中の岩手船越は本州最東端の駅。


11:23着 / 11:28発

古くから製鉄業が盛んな三陸地方有数の工業都市。

▶︎ 釜石線の盛岡行き快速はまゆり4号に乗車。閑散期は保守工事のため運休する場合があるので要注意。北上山地の仙人峠を越える。北上山地の仙人峠を越える。


12:17着 / 15:09発

「遠野物語」で知られる北上山地の都市。昼食を取り、とおの物語の館や遠野市立博物館で地元の文化に触れよう。

▶︎ 盛岡行き快速はまゆり6号に乗車。閑散期は保守工事のため運休する場合があるので要注意。


16:06着 / 16:33発

東北本線の接続駅。

▶︎ 東北本線の一ノ関行き普通列車に乗車。


16:44着 / 16:48発

北上線に乗り換え。

▶︎ 北上線の横手行き普通列車に乗車。和賀仙人〜ほっとゆだ間では錦秋湖に沿って走る。


18:03着 / 18:07発

秋田県南部の都市。

▶︎ 奥羽本線の秋田行き普通列車に乗車。


19:12着

お疲れさまでした。ナイトライフを満喫しよう。夕食はきりたんぽや稲庭うどんなどの郷土料理がおすすめ。

秋田の宿 (スポンサー広告)


Photo: じゃらんnet


8:19発

おはようございます。早起きして駅から徒歩3分の秋田市民市場(午前5時開店)で地元食材やお土産を探してみては。天気が良ければ千秋公園の散策もおすすめ。

▶︎ 奥羽本線・五能線経由の青森行き臨時快速リゾートしらかみ1号(夏の青春18きっぷ利用期間は毎日運転)に乗車。指定席券が別途必要。快適な移動空間で日本海と白神山地、津軽平野の風景を満喫しよう。


13:34着 / 15:08発

☕️ 陸奥湾に面する青森県の県庁所在地。青森駅前のウォーターフロント「A-FACTORY」でショッピングや昼食を楽しんだり、「ねぶたの家・ワ・ラッセ」を見学できる。

▶︎ 奥羽本線の津軽新城行き普通列車に乗車。


15:13着 / 15:31発

北海道新幹線の乗り換え駅。

▶︎青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を利用して北海道新幹線の新函館北斗行きはやぶさ21号に乗車。青函トンネルを抜けて北海道へ。


16:17着 / 16:32発

北海道最南端の駅。時間があれば、道の駅みそぎの郷きこないに立ち寄ってみよう。

▶︎ 引き続き「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を利用して第三セクター「道南いさりび鉄道」の函館行き普通列車に乗車。進行方向右手には津軽海峡と函館湾の絶景が広がる。


17:34着

お疲れさまでした。今日の移動はここまで。ホテルのチェックインを済ませたら市内観光に出かけよう。元町・ベイエリアの散策や函館山の夜景鑑賞、はこだてビールやバーガーショップ「ラッキーピエロ」で夕食など、多彩なナイトライフを満喫できる。

函館の宿 (スポンサー広告)


Photo: じゃらんnet


12:38発

おはようございます。午後の列車まで時間に余裕があるので、午前中は駅前の函館朝市を訪ねたり、市電で五稜郭公園へ足を伸ばそう。列車の乗車前に昼食を済ませておくのがおすすめ。

▶︎ 函館本線の長万部行き普通列車に乗車。進行方向右手には駒ヶ岳や噴火湾が見える。


14:49着 / 16:39発

☕️ 長万部といえば駅弁「かにめし」が有名だ。駅前の直売店「かなや本店」(お盆を除く火曜休)で販売されており、列車の客室を模した飲食スペースで味わうことができる。長万部温泉は駅から徒歩20分。長万部温泉ホテルでは日帰り入浴ができる。郷土資料館(町民センター)や図書館で待ち時間を過ごすのもよい。

▶︎ 函館本線の小樽行き普通列車に乗車。ニセコが近づくと、車窓右手に羊蹄山(通称・蝦夷富士)の勇姿が見える。


19:49着 / 21:37発

☕️ 北海道開拓期の歴史的建物が数多く残るノスタルジックな港町。札幌へ戻る前に夜の小樽運河を散策したり、小樽倉庫No.1で地ビールを味わってみては。

▶︎ 滝川行き普通列車に乗車。札幌が今日の最終目的地であれば、普通列車は23時台まである。


22:24着

お疲れさまでした。岩見沢・滝川方面へ向かう場合は引き続き乗車。