札幌から青春18きっぷ(3日間用)、または秋の乗り放題パスで十勝・釧路・網走地方を2泊3日で一周するおすすめモデルコース。

1日目は夕張山地と十勝平野を横断し、帯広経由で釧路へ。2日目は釧網本線に乗車。道東を代表する観光名所の摩周湖と川湯温泉を訪ねよう。3日目は網走から上川町の大雪山国立公園へ。層雲峡温泉や旭川に寄り道できる。

Photo: Mashu-ko

⚫︎ 2025年8月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。

⚫︎ 当モデルコースは2025年3月15日からの内容です。

⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

⚫︎ 青春18きっぷ3日間用モデルコース「札幌発 北海道一周早回り 2泊3日の旅」もご覧ください。


JR線普通・快速列車の普通車自由席、阿寒バス(弟子屈町内)、道北バス(上川駅〜層雲峡)

青春18きっぷ(3日間用)、秋の乗り放題パス、または北海道&東日本パス。

3日間

札幌

札幌


11:00発

▶︎ 千歳線の新千歳空港行き快速エアポート64号に乗車。確実に座るなら指定席(別途料金が必要)がおすすめ。


11:29着 / 11:35発

▶︎ 石勝線直通の新夕張行き普通列車に乗車。新千歳空港や苫小牧から出発する場合は、南千歳(11:40発)で当列車に乗り換え。


12:31着 / 12:48発

駅から歩いてすぐの場所に道の駅「夕張メロード」があり、夕張の特産品が手に入る。

▶︎ 釧路行き特急おおぞら5号に乗車。追加料金なしで普通車の空席を利用できる


13:44着 / 13:52発

十勝地方の西に位置する高原の町。

▶︎ 根室本線の帯広行き普通列車に乗車。


14:44着 / 15:38発

☕️ 十勝地方の中心都市・帯広で途中下車。約1時間滞在できるので、駅構内のエスタ帯広へ。西館には名物の豚丼やカレーを提供するレストラン、東館にはとかち物産センターがある。チーズとワインのミニボトルを購入して列車内で味わうのもおすすめだ。

▶︎ 釧路行き普通列車に乗車。厚内を過ぎると進行方向右手に太平洋の景色が広がる。


18:35着

☕️ 道東最大の港町。お疲れさまでした。ホテルにチェックインしたら霧の街・釧路の中心街へ繰り出そう。幣舞橋や歓楽街の末広町は駅から徒歩約10分。夜遅くまでぶらりと散策できる。

釧路の宿 (スポンサー広告)


Photo: じゃらんnet


8:52発

☕️ おはようございます。朝食は徒歩3分の和商市場がおすすめ。好きな魚介類をご飯にのせた「勝手丼」を試してみたい。列車内への持ち込みもできる。

▶︎ 釧網本線の網走行き普通列車しれとこ摩周号に乗車。釧路湿原を北へ進む。


10:11着 / 10:30発

摩周湖の玄関口。

▶︎ 阿寒バスの摩周湖第1展望台行きに乗車。バスは1日1往復のみの通年運行。


10:55着 / 11:25発

道東を代表する景勝地のひとつ。摩周湖カムイテラスから湖やカムイシュ島、摩周岳、斜里岳の絶景を一望できる。

▶︎ 阿寒バスの摩周駅前行きに乗車。


11:37着

☕️ 弟子屈中心街の釧路川沿いにある人気の道の駅。摩周そばやエゾシカバーガーなどのテイクアウトコーナー、無料の足湯、お土産コーナーなどがあり、休憩に最適。釧路川に架かる「なんだろう橋」を渡った先には水郷公園があり、冬場には白鳥やマガモを間近に観察できる。

▶︎ 道の駅摩周温泉から国道391号沿いにあるサツドラ弟子屈店玄関前の阿寒バス「開発前」停留所まで700m・徒歩10分。


13:43発

国道391号線のサツドラ弟子屈店玄関前にある阿寒バスの停留所。

▶︎ 阿寒バスの川湯温泉街(大鳳相撲記念館)行きに乗車。


14:10着 / 17:45発

♨️ 川湯温泉は道東地方を代表する温泉街のひとつ。屈斜路湖に近く、強酸性の硫黄泉と源泉掛け流しの湯が自慢。川湯公衆浴場「湯吉」で源泉掛け流しの湯を堪能したり、足湯でくつろいでみては。川湯ビジターセンターにはカフェや森の散策路がある(冬場はスノーシューの貸し出しあり)。

▶︎ 阿寒バスの川湯温泉駅行きに乗車。川湯ビジターセンターからも乗車できる。釧網本線の列車に接続する形で運転。


17:57着 / 18:18発

ノスタルジックな駅舎。

▶︎ 釧網本線の釧路行き普通列車に乗車。進行方向右手には夜の斜里岳やオホーツク海が見える。


19:52着

オホーツク海に面する港町で釧網本線の終着駅。お疲れさまでした。夕食は駅から徒歩8分の「YAKINIKU 網走ビール館」がおすすめ。地ビールの手軽な飲み比べセットもある。


Photo: じゃらんnet


8:04発

▶︎ 石北本線の旭川行き特別快速大雪に乗車。スイッチバック駅で知られる遠軽では進行方向が変わる。大雪山国立公園の山並みを眺め、道北地方へ。


11:10着 / 11:24発

層雲峡温泉の玄関口。

▶︎ 上川駅前(上川森のテラスバスタッチ)から道北バスの層雲峡行きに乗車。


11:54着 / 17:00発

大雪山国立公園の北に位置する温泉街。黒岳ロープウェイ(1月上旬〜3月上旬運休)に乗車して層雲峡の大峡谷を眺めよう。夏場は黒岳(1984m)のハイキングもおすすめ。層雲峡氷瀑まつりは1月下旬〜3月上旬に開催予定。散策後は公共温泉「黒岳の湯」で汗を流したい。

▶︎ 夕方、道北バスの旭川駅前行きに乗車。


17:30着 / 18:36発

☕️ 上川では1時間以上の待ち時間があるので、「日本一ラーメンのおいしい町」の飲食店で夕食を取りたい。ラーメン屋のほか、居酒屋や和食料理店も充実している。

▶︎ 石北本線の旭川行き普通列車に乗車。


19:45着 / 21:04発

☕️ 北海道第二の都市。旭川でも1時間以上の待ち時間があるので、駅周辺のカフェやバーで一息つこう。冬は駅前の買物公園で「あさひかわ街あかりイルミネーション」が楽しめる。

▶︎ 函館本線の岩見沢行き普通列車に乗車。737系のワンマン電車。


22:24着 / 22:34発

空知地方の中心都市。

▶︎ 札幌方面小樽行き普通列車に乗車。


23:16着

お疲れさまでした。

札幌の宿 (スポンサー広告)


Photo: じゃらんnet