Photo: Noshappu-misaki
⚫︎ 2025年5月時点の情報です。掲載内容は変更される場合があります。
インフォメーション
稚内駅
わっかないえき
言わずと知れた日本最北端の駅。宗谷本線の終点で、道の駅「わっかない」と商業施設「キタカラ」を併設した複合駅舎で、国内外から多くの旅行者が訪れる宗谷地方の観光拠点となっている。駅近くの稚内港からは利尻島と礼文島へのフェリーが接続。稚内駅「キタカラ」1階には稚内市観光案内所がある。

駅設備
⚫︎ コインロッカーは宗谷バス稚内駅前ターミナル待合室にも設置。
⚫︎ レンタカー(ニコニコレンタカー稚内駅店など)は稚内駅前で貸し出し。
⚫︎ レンタサイクル(4月下旬〜10月下旬)は稚内駅1階「稚内市観光案内所」で貸し出し。
乗り入れ路線
バスのりかえ
航路のりかえ
⚫︎ 稚内駅から稚内港まで徒歩10分。
交通アクセス
JR線特急
直通列車は朝の稚内行き特急「宗谷」のみ。その他は特急「カムイ」・「ライラック」に乗車し、旭川で稚内行き特急「サロベツ」に乗り換えが必要。乗車券のほかに特急券が必要。
高速バス
大通バスセンターから宗谷バス・北都交通の「わっかない号」(要予約)に乗車。日本海オロロンライン経由で、一部のバスは稚内港フェリーターミナルまで直通運転。夜行便あり。
JR線特急
稚内行き特急「宗谷」・「サロベツ」に乗車。乗車券のほかに特急券が必要。
JR線普通
稚内行き普通列車は早朝の1本のみ。日中は名寄で乗り換えが必要。Kitacaなどの交通系ICカードは利用不可。
稚内駅周辺
エリアマップ
稚内駅周辺
おすすめスポット
稚内港北防波堤ドーム
わっかないこうきたぼうはていどーむ
稚内駅を出て正面に見える半アーチ状の防波堤で、樺太への連絡船が接続する稚内桟橋駅を荒波から守る目的で1936年に建てられた。設計者は当時26歳だった土屋実。長さ427m、高さ13.6m、円柱は70本もあり、その壮大な外観は古代ローマの建築物を連想させる。岸壁にはプロムナードがあり、夜はライトアップされる。
▶︎ 稚内駅から徒歩5分


宗谷岬
そうやみさき
北緯45度31分14秒、日本本土の最北端で稚内で一番有名な観光地。丘の上には旧海軍望楼や灯台などがあり、宗谷海峡を一望できる。稚内駅から路線バスで往復するなら運賃が1割引になる記念乗車券がお得。観光案内所「BASE SOYA」(夏季営業)では宗谷丘陵の周遊に便利なレンタサイクルを貸し出している。
▶︎ 稚内駅からバス50分
宗谷丘陵
そうやきゅうりょう
宗谷岬の背後に広がる美しい丘陵地帯で、独特の周氷河地形と風力発電の風車が立ち並ぶ風景は壮観。全長11キロのフットパスが宗谷岬から宗谷歴史公園まで整備されており、後半の3キロはホタテの貝殻が敷き詰められた「白い道」となっている。朝のバスで稚内駅から宗谷岬へ行き、フットパスを散策後、午後のバスで宗谷停留所から稚内駅へ戻るとよい。フットパスは5〜10月通行可。
▶︎ 宗谷岬から宗谷歴史公園まで徒歩約4時間、宗谷歴史公園から宗谷停留所まで徒歩5分


ノシャップ岬
のしゃっぷみさき
稚内駅から北へ約4.5km、宗谷岬よりやや南に位置する平坦な岬で、利尻島や礼文島を遠望する夕日の名所。北海道で一番高い稚内灯台(47m)の横に「わっかりうむノシャップ寒流水族館」(2月・3月・4月下旬〜11月下旬開館)があり、北の海に生息する魚たちやゴマフアザラシが見られる。青少年科学館と一体になっており、南極観測に関する展示コーナーもある。
▶︎ 稚内駅からバス10分「ノシャップ」下車、徒歩3分
稚内公園
わっかないこうえん
稚内駅から正面に見える丘陵地にあり、北門神社の境内から遊歩道が伸びている。眼下には稚内の街並みや宗谷海峡が一望でき、氷雪の門や樺太犬などの記念碑も建つ。頂上には稚内市開基百年記念塔・北方記念館があり、稚内や樺太に関する歴史的資料を豊富に展示している。高さ70mの展望台からの眺めは素晴らしく、夏場は夜景も楽しめる。歩いて登るの価値は十分にある。11月〜4月下旬休園。
▶︎ 稚内駅から氷雪の門まで徒歩20分、開基百年記念塔まで徒歩50分


旧瀬戸邸
きゅうせとてい
1952年に建てられた底引船親方の邸宅で、稚内駅から中央通り商店街を通り過ぎた先にある。旅館風の建物は外観から想像できない贅沢なつくり。宴会を再現した和室や底引漁業に関する展示があり、当時の賑わいが垣間見られる。
▶︎ 稚内駅から徒歩5分
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