• Home / 交通 / 青春18きっぷの旅 | 自由席グリーン券の買い方と使い方

⚫︎ 2024年12月時点の情報です。価格・発売期間・利用条件などは変更される場合があります。詳しくはJRグループ各社の公式サイトでご確認ください。

⚫︎秋の乗り放題パス」、および「北海道&東日本パス」で普通列車の自由席グリーン車を利用する場合にも、「青春18きっぷ」と同じ利用条件が適用されます。

⚫︎ 青春18きっぷの旅「指定席券の買い方と使い方」もあわせてご覧ください。

「秋の乗り放題パス」、および「北海道&東日本パス」で普通列車の自由席グリーン車を利用する場合にも、「青春18きっぷ」と同じ利用条件が適用される。

⚫︎ 利用条件と効力: 普通・快速列車のグリーン車自由席は「青春18きっぷ」のほかに、グリーン券を別途購入することで利用できる。普通・快速列車の指定席グリーン車は利用できないので要注意。

⚫︎ 料金: 実際に自由席グリーン車に乗車する区間の距離によって計算する。料金は大人・子ども同額。

⚫︎ 有効期間: 購入した当日のみ1回限り有効。ただし、首都圏エリアは同一方向で改札口を出ない(途中下車しない)場合に限り、1枚のグリーン券で乗り継ぎできる(一部区間を除く)。日付が変わる場合は、購入当日の終電まで有効。

⚫︎ 発売箇所: JR線普通列車グリーン車停車駅(首都圏エリアのみ)、グリーン車自由席の車内などで発売。

定期普通・快速列車の自由席グリーン車は、東海道線、横須賀線、総武線快速、東北本線(宇都宮線)、高崎線、常磐線、東京上野ライン、湘南新宿ライン、中央線快速(2025年春から)、青梅線(2025年春から)に連結されている。座席は特急型列車の普通車とほぼ同じ、1列4席のリクライニングシート。詳しくはJR東日本公式サイトの「普通列車グリーン車」ページでご確認ください。

⚫︎ 料金:通常料金」と「Suicaグリーン料金」の2種類。さらに、グリーン車の利用距離(50キロまで/100キロまで/101キロ以上)に応じた3段階の距離別料金が設定されている。

➡︎ 通常料金: 駅の窓口や車内で係員(グリーンアテンダント)から購入した場合の料金。

➡︎ Suicaグリーン料金: 通常料金から260円割引。交通系ICカード、またはモバイルSuicaにグリーン券情報を記録して購入した場合の料金。

⚫︎ 発売箇所: モバイル端末を除き、原則として首都圏エリアのJR線普通列車グリーン車停車駅で発売。「ICマーク」がある券売機では、「通常料金」(紙のきっぷ)、または「Suicaグリーン料金」(交通系ICカードに情報を記録)のグリーン券を購入できる。

➡︎ 通常料金のグリーン券: 首都圏エリアのJR線普通列車グリーン車停車駅の「ICマーク」がある券売機、グリーン車の車内。

➡︎ Suicaグリーン料金のグリーン券: 首都圏エリアのJR線普通列車グリーン車停車駅の「ICマーク」がある券売機、モバイルSuicaアプリ、およびApple Pay。

⚫︎ 車内改札: 自由席グリーン車に乗車したら、まずは「🔴 赤いランプ(空席)」が点灯している座席に座ろう。「🟢 緑のランプ(着席)」が点灯している座席は、既に利用者がいることを示す。

➡︎ 通常料金のグリーン券: グリーンアテンダントが車内改札を行う。着席の場合は改札後、座席の上にある「🔴 赤いランプ」が「🟢 緑のランプ」に切り替わる。

➡︎ Suicaグリーン料金のグリーン券: 座席の上にある「グリーン券情報読み取り部」にカード式Suica、またはモバイルSuicaをタッチすると、「🔴 赤いランプ」が「🟢 緑のランプ」に切り替わる。同じ自由席グリーン車で席を移動する場合は、移動後の座席で再度Suicaをタッチ。別の列車に乗り換える場合は、下車前に一度Suicaをタッチし、乗り換えた後の列車でSuicaを再度タッチしよう。車内改札は省略される。

定期普通列車の自由席グリーン車は、日豊本線の佐伯〜延岡間(下りのみ/787系)、および鹿児島本線の博多〜吉塚間(上りのみ/885系)を特急型車両で運転する普通列車(1日2本)のみに連結されている。座席は1列3席のゆったりしたリクライニングシート。

⚫︎ 料金: グリーン車の利用距離(50キロまで/51キロ以上)に応じた2段階の距離別料金が設定されている。

⚫︎ 発売箇所: 定期普通列車の自由席グリーン券は車内で発売。駅では購入できない。

A: 快速「マリンライナー」などの指定席グリーン車は、「青春18きっぷ」とグリーン券では利用できないので要注意。利用する全区間分の運賃(乗車券)とグリーン車指定席券が必要となる。

A: 首都圏エリアでは、グリーン車が満席で着席できない場合でもグリーン券が必要。すでにグリーン券を購入していて、普通車に移動したい場合は、グリーンアテンダントに申し出よう。グリーン席を利用しなかったことを確認した上で、払い戻しの案内を受けることができる。なお、車内でグリーン券の払い戻しはできない。

A: 首都圏エリアでは、駅の券売機が混雑していた、あるいは乗り継ぎ時間が短かかったなどの理由に関わらず、グリーン券を買わずに普通列車のグリーン車に乗車した場合は、グリーンアテンダントが通常料金でグリーン券を発売する。お得にグリーン車を利用するなら、時間に余裕を持って乗車前に購入しておきたい。

A: 首都圏エリアでは、乗り越し区間分の差額が別途必要。実際に乗車した区間のグリーン料金から、手持ちのグリーン券の料金を差し引いた金額が、乗り越し区間分の差額となる。

A: JR東海エリア発着の場合、利用区間や条件によってグリーン券の購入方法が異なる。詳しくはJR東日本公式サイトの「普通列車グリーン車」料金ページでご確認ください。

A: 普通列車の自由席グリーン車は早い者勝ちなので、列車の始発駅から乗車するのがおすすめ。「青春18きっぷ」のハイシーズンは同じようなことを考える利用者が多いので、早めにホームの乗車位置に並ぶとよい。

A: 2024年現在、首都圏と九州のJR線を除き、自由席グリーン車を連結する定期普通列車は運転されていない。

A: 首都圏エリアの場合、営業キロが100キロまでのグリーン料金が狙い目。特に90キロ台の区間がおすすめだ。事前に乗車区間の距離を下調べしておけば、グリーン料金を節約できるかもしれない。

⚫︎ 東海道線: 品川〜熱海(97.8キロ)、東京〜湯河原(99.1キロ)

⚫︎ 常磐線: 日暮里〜友部(98.8キロ)、松戸〜水戸(99.6キロ)

⚫︎ 東北本線(宇都宮線): 赤羽〜宇都宮(96.3キロ)

⚫︎ 高崎線: 赤羽〜高崎(91.8キロ)