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旅先で駅を起点に街歩きや観光地へ出かけるときは、大きなバックパックやスーツケースを預けて身軽に行動したいもの。ハンドバッグやショルダーバッグに必要最低限の持ち物(カメラやガイドブック、パンフレット、買い物袋など)を入れて、かさばる荷物はロッカーなどに預けましょう。


コインロッカー

主な駅の待合室や連絡通路などに設置されており、東京駅や札幌駅のような大都市のターミナル駅では改札口内にも設置されています。駅のロッカーが塞がっている場合はバスターミナルや地下街、観光案内所のロッカーを探すのも手です。

🔒 キー式ロッカー: 硬貨を投入する標準的なロッカー。両替機が設置されていない駅が多いので、事前に100円硬貨を準備しておきましょう。

🔒 交通系ICカード式ロッカー: SuicaやKitacaなどの交通系ICカードを鍵の代わりにするロッカー。空き状況の確認や開け閉めはタッチパネルで操作します。現金払いもOK。

料金: 主な駅に設置されているコインロッカーの料金は地域によって異なりますが、小サイズは1日あたり¥300〜¥400、大サイズは1日あたり¥500〜¥700が目安です。

使用期間: JR駅の場合、使用期間は原則3日間以内。駅構内のロッカーを利用する場合は、営業時間内に荷物を出し入れしましょう。

注意点: 荷物を預けたら、念のためにロッカー番号を控えておきましょう。ロッカーの場所が分からなくなった場合、またはキーを紛失してしまった場合に素早く対処できます。スキーやスノーボード用のロッカーは原則として駅に設置されていないので、スキー場のロッカーや手荷物預かり所などを利用しましょう。


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手荷物一時預かり所

一部の主要駅やバスターミナル、観光案内所、レンタサイクル店には受付スタッフがいる手荷物一時預かり所が設けられています。また、夏休みなどの繁忙期に臨時の手荷物一時預かり所が設置される駅もあります。料金はコインロッカーと同程度です。営業時間が限られているので、早朝や深夜は基本的に利用できない点に注意してください。

レンタサイクル(自転車)を貸し出している観光案内所や店舗では、利用時間中に手荷物を無料で預けることができる場合があります。駅のロッカーを利用する前に、スタッフに尋ねてみましょう。