支笏洞爺国立公園の西に位置する洞爺湖は、道央地方を代表する景勝地のひとつ。湖と火山が織りなす景観は「世界ジオパーク」に登録されている。洞爺湖のクルーズを楽しみ、美しい風景が広がるフットパス「洞爺湖有珠山パノラマルート」を歩いて昭和新山を目指そう。有珠山の火口原展望台まではロープウェイ(3月上旬〜4月上旬は運休)で楽々アクセス。帰路はロープウェイチケット売り場でタクシーを無料で呼ぶことができる。
⚫︎ 2024年5月時点の情報です。営業時間・サービス・料金などは変更される場合があります。
交通
札幌から洞爺まで特急北斗で約1時間50分。洞爺駅でバスに乗り換え、洞爺湖温泉まで約20分。洞爺湖温泉と昭和新山を結ぶバスは不定期運行なので要注意。
モデルコース
▼ 遊覧船25分
▼ 遊覧船25分、洞爺湖温泉桟橋から徒歩4分
▼ 3.9km (徒歩60分)
▼ 2.9km (徒歩40分)
▼ ロープウェイ6分
▼ ロープウェイ6分、昭和新山からタクシー10分
遊覧船
洞爺湖汽船
とうやこきせん
▶︎ 洞爺湖温泉バスターミナルから徒歩3分
洞爺湖の美しさや魅力を体感するなら、クルーズ船に乗るのが一番のおすすめ。通年運航されており、湖畔からはうかがい知れない湖の表情や、島々の自然を間近に見ることができる。洞爺湖の中央に浮かぶ中島(大島)には森林博物館やフットパスがあり、4月下旬から10月下旬まで途中下船できる。花火鑑賞船は乃の風リゾート前から出航。
スイーツ・レストラン
わかさいも本舗
わかさいもほんぽ
▶︎ 洞爺湖温泉バスターミナルから徒歩2分
洞爺湖温泉の湖畔にあり、銘菓「わかさいも」などの和菓子や洋菓子を販売。2階には和食レストラン「仙堂庵」があり、洞爺湖の景色を眺めながら食事ができる。
火山
昭和新山
しょうわしんざん
▶︎ 洞爺湖温泉バスターミナルから5.8km
洞爺湖の南東にある標高398mの活火山で、畑地の中で1943年に噴火活動が始まり、わずか2年ほどで形成された経歴を持つ。噴火当時、地元の郵便局長だった三松正夫氏は火山の詳細な形成記録「ミマツダイヤグラム」を製作し、私財を投じて山を買い取った。有珠山ロープウェイに隣接する三松正夫記念館では観測資料や図面などを展示している。
火山・フットパス
有珠山
うすざん
▶︎ 昭和新山駐車場からロープウェイ6分
20世紀に4度の噴火を繰り返した日本有数の活火山。独特の二重式火山が特徴で、噴火の度に有珠山本体や山麓の地形を大きく変えてきた。標高は751m。昭和新山駐車場から有珠山ロープウェイに乗って、洞爺湖や鏡沼大火口の風景を満喫しよう。火口原展望台から外輪山展望台に至る約1.5kmの遊歩道(冬季閉鎖)もあり、往復で約3時間。
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