美しい針葉樹の山々と天塩川の自然に抱かれた音威子府は人口約600人。北海道で最も人口が少ない村で、かつては天北線が分岐する交通の要所として栄えました。
現在は林業やクラフト、そば作りが盛んな「森と匠の村」として知られています。
静かな山村で砂澤ビッキの彫刻作品を鑑賞したり、天塩川温泉でのんびりとくつろいではいかがでしょう。
晴れた日の夜には満点の星空が広がります。

観光

天北線資料室

音威子府駅待合室


音威子府駅に併設されている小さな鉄道資料室で、1989年に廃止されたJR天北線で使用されていた駅名看板や道具、写真、駅のジオラマなどを展示している。平日開館。入館無料。

天塩川温泉

天塩川温泉駅から徒歩15分 / 音威子府駅から地域バス30分


自然豊かな天塩川のほとりに佇む公共温泉で、静かでのんびりくつろげる温泉として人気が高い。ホテルやキャンプ場、レストランも併設している。晴れた日の夜は天の川まで見渡せる星空が見事。天塩川温泉駅から歩いて行くのもおすすめ。

BIKKYアトリエ3モア

筬島駅から徒歩1分 / 音威子府駅から地域バス10分 (開館期間中のみ運行)


筬島駅前の廃校にアトリエを構えていたアイヌの彫刻家・砂澤ビッキの作品を展示するミュージアム。トーテムポールや木面、「午前3時の玩具」などの代表作を鑑賞したり、「いないいないばぁー」(土休日営業)でコーヒーが飲める。4月下旬〜10月下旬開館。

高橋昭五郎彫刻の館

音威子府駅から徒歩5分


砂澤ビッキと親交があった室蘭在住の彫刻家・高橋正五郎の作品が中心街の旧校舎で展示されている。4月下旬〜10月下旬開館。入館無料。

音威富士スキー場

音威子府駅から徒歩15分


音威富士(標高489m)の山麓に広がる小さなスキー場。村の中心部を一望するメインゲレンデと林間コースがある。真冬にはサンピラーが見られることも。

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宿・ホテル

天塩川温泉

天塩川温泉駅から徒歩15分 / 音威子府駅から地域バス30分


緑豊かな森林と悠々たる天塩川の流れに抱かれて、今日も訪れる人の心と体を温める湯治客癒しの空間。大正初期に発見された良質の湯は、道北エリアの観光拠点として平成の今も人々に愛され続けている。

地図

交通

JR線

音威子府駅下車。普通列車は天塩川温泉、咲来、筬島にも停車する。
旭川から普通・快速列車を利用して日帰りで訪れる場合は「道北一日散歩きっぷ」の利用が便利。札幌からも「青春18きっぷ」で天塩川温泉の日帰り旅行ができる。

● 札幌から:特急「宗谷」で3時間11分。
● 旭川から:特急「宗谷」・「サロベツ」で1時間41分。
● 名寄から:JR宗谷本線の普通列車で1時間5分。

バス

音威子府駅発着の長距離バスはすべて予約制による運行。

■ 都市間バス
● 特急「えさし号」:札幌・旭川〜名寄〜音威子府〜歌登〜枝幸。予約制。
● 特急「天北号」:旭川〜名寄〜音威子府〜中頓別〜浜頓別〜鬼志別。予約制。

■ デマンドバス
中頓別浜頓別線:音威子府〜中頓別〜浜頓別。前日18時までに予約が必要。所要1時間21分。

地域交通

音威子府駅と村内の観光名所を結ぶ地域バス(運賃無料)の利用がおすすめ。1日1日を除き通年運行。経路は天塩川温泉〜天塩川温泉駅前〜咲来駅前〜音威子府駅〜アトリエ3モア(5〜10月のみ停車)。

インフォメーション

音威子府村公式サイト
最新の観光情報は「施設案内」に掲載。

音威子府駅

おといねっぷ


所在地:北海道中川郡音威子府村

キロ程:旭川から129km

標高:39m