• Home / 特集 / 北海道 駅から歩いて行ける酒造10選

列車で北海道のビール工場やワイナリー、ウイスキーの蒸溜所、日本酒や焼酎の醸造所をめぐりたい!という方におすすめ。北海道には駅から徒歩で行ける酒類工場や製造所が数多くあり、列車の旅なら試飲(テイスティング)を心おきなく楽しめる。

⚫︎ お酒は20歳になってから。自転車を含めて飲酒運転は厳禁。

⚫︎ 営業時間や料金、工場見学の内容などは変動する場合があるので、最新情報は公式サイトで確認を。

⚫︎ 予約制ガイドツアーに参加する場合は、早めの予約がおすすめ。数週間前から予約で埋まることもある。

余市町 ⚫︎ ウイスキー

▶︎ JR余市駅から正門まで徒歩3分、ミュージアムまで徒歩10分

「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝氏によって1934年に開かれた蒸溜所。スコットランドに似た気候風土を持つ余市で、石炭直火蒸留によるウイスキーづくりが行われている。ガイドツアーでは正門から蒸溜所の主な見どころを見学したあとは試飲もできる(早めの予約がおすすめ)。ミュージアムやショップ、レストランは予約なしで利用可能。

栗山町 ⚫︎ 日本酒

▶︎ JR栗山駅から徒歩15分

1891年から空知地方の栗山で酒造りを続けている老舗の酒造で、北海道開拓時代の面影を残すレンガ造りや札幌軟石の蔵が建ち並ぶ。1944年築の旧本社事務所の建物を活用した「北の錦蔵元記念館」では酒器や歴史的資料を展示しており、日本酒の試飲や販売も行なっている。敷地内にある1897年築の小林家(有料ガイドツアーは要予約)は一見の価値あり。

小樽市 ⚫︎ 日本酒

▶︎ JR南小樽駅から徒歩7分

小樽を代表する老舗の造り酒屋。1905年頃に建てられた石造り倉庫群の中にあり、見学通路越しに現代的な製造場を見学できる。見学後は約10種類の地酒の無料試飲も楽しめる。JR南小樽駅から歩いていくのがおすすめ。

旭川市 ⚫︎ 日本酒

▶︎ JR旭川駅から徒歩15分 / JR旭川四条駅から徒歩8分

1899年に小檜山酒造店として創業した老舗。旭川の中心街近くにあり、1909年竣工の館内では明治から昭和にかけての酒造りに関する資料を中心に展示。売店では日本酒の買い物や試飲を楽しめる。製造工場のガイドツアーは5日前までに要予約。

池田町 ⚫︎ ワイン・ブランデー

▶︎ 池田駅から徒歩7分

JR池田駅裏手の小高い丘の上に立つワイナリーで、中世ヨーロッパの古城を思わせる外観が印象的。ワイン樽が眠る地下熟成庫やブランデー蒸留室などを見学できるほか、十勝の特産品を取り揃えたショップや田園風景を見渡すレストラン、展望広場もある。十勝ワインを堪能するなら、ガイドツアーの参加や有料試飲コーナーの利用がおすすめ。

清里町 ⚫︎ 焼酎

▶︎ JR清里町駅から徒歩20分

JR釧網本線の清里町駅から南へ約1.5キロ。秀峰・斜里岳を見渡す田園地帯に佇む醸造所で、地元特産のじゃがいもを主原料にした「清里焼酎」を製造している。工場の見学ルートは一般公開されており、焼酎の試飲や買い物は隣接する情報交流施設「きよ~る」で楽しめる。

小樽市 ⚫︎ ビール

▶︎ JR小樽駅から徒歩14分

小樽運河沿いのクラシックな石造倉庫を活用したビアパブ。ドイツテイストの小樽ビールと地元食材を使った料理を提供しており、毎週木曜・土曜にはビール飲み放題のプランも。醸造所の仕込み釜などを見学できる無料ガイドツアー(予約不要)もある。

函館市 ⚫︎ ビール

▶︎ 函館市電「魚市場通」電停から徒歩2分 / JR函館駅から徒歩7分

明治時代建築の赤レンガ倉庫を活用した醸造所兼ビアホール。金森赤レンガ倉庫の近くにあり、函館山の地下水で醸造した地ビールの試飲はもちろんのこと、洋風グリルや一品料理、イカ料理などを楽しめる。水曜休。

旭川市 ⚫︎ ビール

▶︎ JR旭川駅から徒歩5分

明治時代後期から大正時代初期にかけて、旭川駅の東側に建てられた上川倉庫群を活用した複合施設「蔵囲夢」正面あるレンガ造りのレストラン。地ビールの試飲セットや旭川の名物料理を提供しており、列車の待ち時間などを利用して訪れることができる。

北見市 ⚫︎ ビール

▶︎ JR北見駅から徒歩13分

日本における地ビールの草分け「オホーツクビール」直営のビアホール。麦芽を100%使用し、ドイツやイギリス、アイルランド、チェコで飲まれている味をアレンジしたビールを味わえる。