サハリン

初めてのユジノサハリンスク観光

ユジノサハリンスク(Южно-Сахалинск)はロシア唯一の島に所在する州の行政都市で、人口は約20万人。サハリン南部の内陸部に位置し、標高1000m前後の山々に挟まれた広い平野部に市街地が広がる。

歴史を簡単に歴史を紐解くと、1882年の帝政ロシア時代にウラジミロフカという流刑地の小集落として開かれ、豊原と呼ばれた40年間の日本統治時代を経て、第二次世界大戦後の1946年にロシア語で「南サハリン」を意味するユジノサハリンスクに改称。これに伴って、ソ連におけるサハリンの行政中心地はサハリン北西部の港町アレクサンドロフスク・サハリンスキーから当地に移った。

21世紀以降は「サハリンプロジェクト」を中心とした石油・天然ガスプロジェクトによってロシア極東随一の経済発展を遂げ、新旧ロシア、そして日本の歴史と文化が絡み合った、この都市ならではの街づくりを垣間見ることができる。

なお、日本統治時代の歴史的建物や遺産については、こちらのページを参照していただきたい。

サハリン州ではロシア電子ビザを利用しての渡航が可能。出入国ポイントは空路がユジノサハリンスク空港、海路がコルサコフ港となる。


ユジノサハリンスク観光ルート

観光客の視点で考える場合、徒歩で散策できる中心街の範囲は以下のように考えておくとよいだろう。

  • 北: Sakhalinskaya通り (線路東側からガガーリン公園まで)
  • 南: Pobeda通り (Lenina通りから勝利広場まで)
  • 西: Vokzalnaya通り (駅の北側から線路東側に沿って、Sakhalinskaya通り交差点まで)、およびLenina通り(レーニン広場からPobedy通り交差点まで)
  • 東: ガガーリン公園、およびGorkovo通り (栄光広場から勝利広場まで) ※リゾート施設「山の空気」ゴンドラ乗り場を含む

中心街は南北、東西ともに長さは約2km。以上の道のりをぐるっと一回りすると約8kmとなる。1日で主な見どころを探訪できる中心街とて、じっくりと歩いて見る回るには、それなりの体力が必要になろう。また、歩道はたいていレンガブロック敷きなので、これがじわじわと足の裏に負担となってくる。歩きやすい靴を履いていこう。


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