極東・沿海地方

初めてのコムソモリスク・ナ・アムーレ観光

ロシア極東第三の人口を擁するハバロフスク州コムソモリスク・ナ・アムーレ。

州都ハバロフスクから北へ約400キロのアムール川中流域に開けた極東最大の工業都市で、ソ連成立後の1932年に建設が始まった、非常に歴史の新しい街である。そのため、都市の名前も「アムールにあるコムソモール(ソ連共産党青年組織)の街」に由来する。

ウラジオストクやハバロフスクなどの有名な都市と比べて、コムソモリスク・ナ・アムーレは観光客にとって、あまり馴染みがないかもしれない。無論、インターネット上においても、日本語で書かれたコムソモリスクの旅行記はごくわずか。サハリンからフェリーと夜行列車を乗り継いでここまで来ても、市内をさして見ずに通り過ぎてしまう人もいるようだ。

「コムソモリスク・ナ・アムーレって、何か見どころがあるんですか?」

と言わんばかりに、日本のガイドブックでは全く紹介されないのだが、世界的なガイドブックでは、ソ連時代の社会主義的な街並みやモザイク画を見ることができる街として掲載されている。

どちらにせよ、観光客にとって有用な情報が非常に少ない故、やや未知の部分が多い印象の街なのだが、2018年9月下旬に心強い助っ人として、現地の行政府に勤める公務員のアレックス、ナディア夫妻にコムソモリスクの街を案内してもらうことになった。


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