ロシア極東を横断するふたつの大河、アムール川とウスリー川の合流点に面し、中国東北部との国境にも程近い大都市ハバロフスク。地名は17世紀にこの地を訪れたロシア人探検家のエロフェイ・ハバロフに由来し、1858年に帝政ロシアの監視所として建設が始まった、割と歴史の新しい街である。

ソ連時代から外国人旅行者に開放されてきた極東随一の大都市であり、人口は約60万人を擁するハバロフスク州の中心地。近年は観光客で活況を呈するウラジオストクの影に隠れがちであるが、帝政ロシア時代の歴史的建物が建ち並ぶヨーロッパ調の街並み、アムール川の雄大な流れが織りなす風景は実に大陸的だ。

札幌・東京間の距離とさして変わらないこの地に、アジアとは全く異なる街並みが形成され、生活が営まれているというのは、実に興味深い。

ハバロフスク州ではロシア電子ビザを利用しての渡航が可能。出入国ポイントはハバロフスク空港となる。


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