札幌からローカル路線バスを乗り継いで旭川を目指す9時間40分の旅。高速バスや鉄道を使わず、一般道を走る路線バスのみを利用するのが旅のルール。石狩平野を走るローカルバスにのんびりと揺られながら、北海道第二の都市を目指そう。乗り継ぎしやすいモデルコースなので、週末や祝日のお出かけにもおすすめ。
⚫︎ 2024年5月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。
⚫︎ モデルコースは土・日・祝日の乗り継ぎ時刻を基本としています。特に注記がない場合は、平日・土休日ともに同時刻です。
⚫︎ 交通系ICカードが利用できる札幌圏のジェイ・アール北海道バス路線(札幌駅前〜長沼町役場)を除き、路線バスの運賃は基本的に現金払いです。1000円札と小銭を多めに用意しておくことをおすすめします。
⚫︎ 道路事情や天候により、バスの出発や到着が遅れる場合があります。乗り継ぎ時間には一定の余裕を持たせていますが、モデルコースはバス遅延時の接続を保証するものではありません。遅延時は路線バスと平行する鉄道の部分的な利用をおすすめします。
キーポイント
⚫︎ 午前は札幌駅前からJRバスを乗り継いで空知地方南部の長沼町へ。
⚫︎ 昼食は長沼市街の日本料理店がおすすめ。
⚫︎ 午後は長沼町から中央バスを乗り継いで滝川駅前へ。
⚫︎ 夕方は滝川駅前から空知中央バスを乗り継いで旭川駅前へ。深川ではウロコダンゴ本舗を訪ねる。
モデルコース
9:00発 (平日8:54発)
おはようございます。
札幌駅前11番乗り場(日本生命ビル向かいの北4条通り)からJRバス1系統「新札幌駅」行きに乗車。国道12号線を走る。積雪期は一本早いバスに乗車するのがおすすめ。
9:38着 (平日9:32着)
大谷地バスターミナルの最寄り停留所で、吊橋バス停から350m(徒歩5分)。国道12号線交差点に立つ「EAGLE TOWN」の看板の矢印の方向に進む。
10:00発
地下鉄東西線の大谷地駅に併設された大きなバスターミナル。
2番乗り場からJRバス大34系統「ながぬま温泉」行きに乗車。国道274号線を走って北広島駅に立ち寄った後、千歳川を渡り、のどかな田園地帯を進む。
10:58着
長沼町役場の前にある立派なバス停。次に向かう中央バス長沼ターミナルはここから西へ100メートル(徒歩1分)。すぐ近くにはスーパーマーケットがある。
約1時間の待ち時間があるので、ぶらりと街を散策しよう。昼食は町役場から南へ徒歩2分の和食料理店「いわき」(火曜休)がおすすめ。
11:53着
道道3号線沿いにあり、長沼ふれあいターミナルと書かれた小さな建物が目印。観光情報センターも併設している。
中央バス系統25「岩見沢駅前」行きに乗車。馬追丘陵を越え、由仁駅と栗山駅を経由して国道234号線を走る。
13:06着 / 13:25発
空知地方の中心都市で、岩見沢駅に隣接する大きなバスターミナル。バスの乗車券も買える。
中央バス系統24「美唄駅前」行きに乗車。国道12号線を走り、光珠内を過ぎると、「直線道路日本一(29.2キロ)」の看板が見える。
14:04着 / 14:30発
かつては北海道を代表する炭鉱町のひとつとして栄えたところ。駅前にコンビニ「ハマナスクラブ」がある。
中央バス「滝川駅前」行きに乗車。日本一の直線道路を北へ進む。
15:32着 / 16:00発
空知地方中部のターミナル。駅周辺にコンビニはないので、買い物は美唄で済ませておこう。
滝川駅前1番乗り場から空知中央バス「深川市立病院前」行き(音江経由)に乗車。国道12号線の田園地帯を走る。
16:50着 / 17:45発
深川駅から南へ約600メートルの場所にあるバス停。約1時間の待ち時間があるので、中心街を散策しよう。深川名物のウロコダンゴ本舗(17:00まで営業)はバス停から徒歩3分。
深川市立病院前2番乗り場から空知中央バス「旭川駅前」行きに乗車。神居古潭を過ぎると、進行方向左手に石狩川が見える。
18:40着
長旅お疲れさまでした。旭川駅前に到着です。夕食は旭川ラーメンがおすすめです。
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