Hokkaido & East Japan Pass itinerary: Tokyo to Sapporo via the Hokkaido Shinkansen
東京から「北海道＆東日本パス」を使って普通列車と北海道新幹線を乗り継ぎ、道都・札幌を目指すモデルコース。往路は福島・山形経由で、秋田泊の翌日は五能線に乗車。復路は青森・盛岡・仙台経由で、平泉の浄土庭園「毛越寺」にお参り。往復で東北6県の県庁所在地代表駅すべてを訪ねることができる。札幌では数日滞在して観光を楽しみたい。札幌から東京への往復旅行に応用するのもおすすめ。
⚫︎ 2024年12月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。
⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
⚫︎ タイムラインに 🎟 の絵文字が付く列車は「北海道＆東日本パス」が利用できません。別途、有効な乗車券類が必要です。
⚫︎ 当モデルコースは函館駅を経由しませんのでご注意ください。
チェックリスト
⚫︎ 「北海道＆東日本パス」を利用する北海道新幹線経由のルート。
⚫︎ 新青森〜新函館北斗間の北海道新幹線は、「北海道＆東日本パス」のほかに特定特急券が別途必要。座席の指定はできないが、普通車の空いている席(立席)を利用できる。
⚫︎ 東京から札幌への片道旅行では最低2日分、往復旅行では最低4日分の「北海道＆東日本パス」が必要。
⚫︎ 札幌では最大で4泊できる。往路は札幌着時刻が遅いので、室蘭本線沿線の宿に泊まり、翌朝札幌へ向かうのもおすすめ。
⚫︎ 秋田と八戸の宿を予約しておこう。必要な場合は札幌(または札幌近郊)の宿も予約しておくとよい。
⚫︎ 東京〜秋田間(1日目)は、東京発の北海道＆東日本パスモデルコース「秋田の旅」(上越線・新潟経由)もあわせてご覧ください。
⚫︎ 東京〜函館間の冬の移動については、北海道＆東日本パスモデルコース「冬の函館と東北ローカル線の旅」もあわせてご覧ください。
INDEX
1日目
鉄道乗車距離: 581.4km
東京→秋田
⚫︎ 那須塩原〜新白河間は東北新幹線なすのでワープ。
⚫︎ 福島で昼食。名物の円盤餃子を味わってみては。駅西口の「コラッセふくしま」では福島の地酒を試飲・購入できる。
⚫︎ 福島から新庄まで奥羽本線に乗車し、山形県を縦断。
⚫︎ 新庄から酒田まで陸羽西線の列車代行バスに乗車。最上川の風景を眺める。
⚫︎ 酒田で夕食。ワンタンメンを味わいたい。
6:41発
東北本線(宇都宮線)の宇都宮行き快速ラビットに乗車。小田原発の電車で、東海道線内は横浜や川崎、品川などにも停車する。追加料金を払えばグリーン車自由席を利用できる。
➡︎ 新宿・池袋方面からは埼京線の武蔵浦和・大宮・川越方面行きに乗車し、赤羽で乗り換えるのがおすすめ。
8:21着 (土休日は8:21着) / 8:35発
栃木県の県庁所在地。
黒磯行き普通列車に乗車。
9:21着 / 9:36発
🎟 東北新幹線の郡山行きなすの253号(自由席)に乗車。リクライニングシートでくつろぎのひと時を。那須塩原から新白河までの新幹線「なすの」自由席の利用(ワープ)は、乗車券＋特定特急券の計1390円が別途必要。
9:45着 / 9:52発
東北新幹線から東北本線への乗り換え標準時分は6分。
郡山行き普通列車に乗車。
10:31着 / 10:41発
福島行き普通列車に乗車。
11:26着 / 12:51発
🍽 休憩を兼ねて昼食にしよう。福島名物の円盤餃子を味わってみては。
🍶 駅西口の福島県観光物産館「コラッセふくしま」では福島の地酒を試飲・購入できる。お土産も充実。
奥羽本線の米沢行き普通列車に乗車。
13:37着 / 13:40発
山形行き普通列車に乗車。
14:25着 / 14:52発
山形県の県庁所在地。列車の待ち時間に駅ビルの土産店を訪ねてみよう。
新庄行き普通列車に乗車。
16:04着 / 16:10発
🚍 陸羽西線の酒田行き列車代行バスに乗車(青春18きっぷ利用可)。俳人・松尾芭蕉も訪ねた景勝・最上川に沿って日本海側へ。
18:13着 / 19:09発
🍽 日本海に面する山形県第3の都市。駅周辺の飲食店で夕食にしよう。名物はワンタンメン。
羽越本線の秋田行き普通列車に乗車。夜の日本海沿岸を北上する。
20:56着
お疲れさまでした。
Photo: じゃらんnet
2日目
鉄道乗車距離: 690.7km
秋田→札幌
⚫︎ 東能代から川部まで五能線に乗車。白神山地や日本海、津軽平野の車窓を満喫。
⚫︎ 新青森から北海道新幹線はやぶさで青函トンネルを抜け、新函館北斗へ。特定特急券が別途必要。
⚫︎ 長万部で夕食。温泉入浴も可能。
⚫︎ 室蘭本線沿線の宿に泊まり、翌朝札幌方面へ向かうのもおすすめ。
6:13発
午前5時開店の秋田市民市場は秋田駅から徒歩3分。早起きして秋田ならではの食材やお土産を探してみては？
奥羽本線の大館行き普通列車に乗車。
7:12着 / 7:22発
五能線の深浦方面弘前行き普通列車に乗車。進行方向左手には日本海、右手には世界遺産の白神山地。鯵ヶ沢を過ぎると岩木山が見える。
11:33着 / 11:47発
奥羽本線の青森行き普通列車に乗車。
12:19着 / 12:36発
北海道新幹線の乗り換え駅。まずは駅の自動券売機で新函館北斗までの特定特急券を購入しよう。座席の指定はできないが、普通車の空いている席(立席と呼ばれる)を利用できる。
🚄 北海道新幹線の新函館北斗行きはやぶさ13号に乗車。青函トンネルを抜けて憧れの北海道へ。
13:33着 / 14:47発
🍽 北海道新幹線の終着駅。列車の待ち時間を利用して、駅に直結するほっくる(北斗市観光交流センター別館)の飲食店で昼食にしよう。
函館本線の長万部行き普通列車に乗車。大沼〜森間は駒ヶ岳の東側を回る砂原支線経由。進行方向右手には噴火湾が見える。
17:54着 / 19:39発
♨️ 道南地方北部の噴火湾に面する交通の要衝。駅から徒歩20分の長万部温泉に足を伸ばしてみよう。
🍽 駅周辺には夕食に最適な数軒の食堂や居酒屋が点在しているほか、スーパーマーケット「ラルズマート」もある。
駅に戻り、室蘭本線の東室蘭行き普通列車に乗車。
21:03着 / 21:43発
苫小牧行き普通列車に乗車。737系のワンマン電車。
➡︎ 東室蘭、または登別駅前の宿に泊まり、翌朝札幌方面へ向かうのもおすすめ。
22:38着 / 22:46発
千歳線の札幌行き普通列車に乗車。
➡︎ 岩見沢方面へ向かう場合は、白石で函館本線の普通列車に乗り換え。
23:52着
長旅お疲れさまでした。
Photos: Openverse Gono-Line GV-E402-20 © MaedaAkihiko (Licensed under CC BY-SA 4.0)
Photo: じゃらんnet
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JR東日本
ホテルメッツ プレミア 札幌
▶︎ 札幌駅北口東コンコースから徒歩2分
JR札幌駅北口(東コンコース)より徒歩2分。シンプルで機能性に優れた空間は心地よい時間をお届けします。全室バス・トイレセパレートタイプ。ホテルのそばに24時間営業のコンビニあり。
3日目
鉄道乗車距離: 517.1km
札幌→八戸
⚫︎ 札幌から小樽経由の通称「山線」に乗車。旭川からも乗り継ぎできる。
⚫︎ 倶知安の老舗・二世古酒造を訪問。昼食は豪雪うどん。
⚫︎ 新函館北斗青森から北海道新幹線はやぶさで青函トンネルを抜け、新青森へ。特定特急券が別途必要。
⚫︎ 青森から八戸まで第三セクター」青い森鉄道」に乗車。
8:43発
函館本線の小樽行き普通列車に乗車。銭函を過ぎると、進行方向右手に石狩湾の景色が広がる。
➡︎ 旭川を早朝に出発する函館本線の普通列車(岩見沢で乗り換えが必要)からも、札幌で小樽行きに乗り継ぎできる。
9:28着 / 9:36発
倶知安行き普通列車に乗車。
15:23着 / 16:20発
🍽 長万部といえば駅弁「かにめし」が有名だ。駅前の直売店「かなや」(火曜休・16時まで営業)で買い求ることができる(売り切れの場合あり)。
函館行き普通列車に乗車。車窓は進行方向左側がよい。
18:57着 / 19:41発
北海道新幹線の乗り換え駅。まずは駅の自動券売機で新青森までの特定特急券を購入しよう。座席の指定はできないが、普通車の空いている席(立席と呼ばれる)を利用できる。キオスクで夕食と飲み物も用意しておきたい。
🚄 北海道新幹線の仙台行きはやぶさ96号に乗車。青函トンネルを抜けて本州へ。車内でゆっくり夕食にしよう。
20:38着 / 20:50発
在来線の乗り換え駅。
奥羽本線の青森行き普通列車に乗車。
20:56着 / 21:30発
陸奥湾に面するターミナル駅。約30分の休憩時間があるので、駅前のウォーターフロントをぶらり散策。
青い森鉄道の八戸行き普通列車に乗車。「北海道＆東日本パス」が利用できる。
23:01着
お疲れさまでした。駅前のホテルにチェックインしよう。
Photo: じゃらんnet
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JR東日本ホテル
メッツ八戸
▶︎ 八戸駅東口に直結
2019年3月リニューアルOPEN。客室・フロントの一部仕様変更し、更なる快適な空間へ。JR八戸駅東口直結！駅ナカのホテルでございますので、改札を抜け雨に濡れずにお越頂けます。
4日目
鉄道乗車距離: 658.5km
八戸→東京
⚫︎ 八戸から盛岡まで第三セクター」青い森鉄道」・「IGRいわて銀河鉄道」に乗車。
⚫︎ 盛岡駅前の「マリオス」20階の展望室から岩手山の風景を眺める。
⚫︎ 平泉で世界遺産「毛越寺」(もうつじ)の浄土庭園を散策。
⚫︎ 仙台から常磐線に乗車。いわきで夕食。
⚫︎ 勝田〜東京間の普通列車はグリーン車自由席の利用がおすすめ。
7:13発
第三セクター青い森鉄道の盛岡行き普通列車に乗車。目時からIGRいわて銀河鉄道に入る。両鉄道とも「北海道＆東日本パス」が利用できる。
9:00着 / 9:52発
盛岡駅で一休み。駅西口の「マリオス」20階の展望室(無料)から盛岡と岩手山の風景を眺めよう。
東北本線の一ノ関行き普通列車に乗車。
11:10着 / 12:22発
世界遺産「平泉」の玄関口。約1時間10分滞在できるので、駅から徒歩約10分の世界遺産「毛越寺」(もうつじ)で浄土庭園を散策するのがおすすめだ。駅周辺の飲食店でゆっくり昼食を取るのも良い。
駅に戻り、一ノ関行き普通列車に乗車。
12:29着 / 12:44発
岩手県南部の都市。15分の小休憩。駅待合室にコンビニ、駅弁屋、土産物店がある。
小牛田(こごた)行き普通列車に乗車。
13:31着 / 13:36発
仙台行き普通列車に乗車。
14:23着 / 14:40発
東北地方最大の都市。
常磐線の原ノ町行き普通列車に乗車。
➡︎ 東北本線・福島経由で東京方面へ向かうこともできる。東京着時刻は常磐線経由とほぼ同じ。
16:09着 / 16:20発
福島県北部の駅で約10分間の休憩。
水戸行き普通列車に乗車。
17:46着 / 18:38発
🍽 仙台から約3時間。水戸まで普通列車に乗り続けることもできるが、休憩を兼ねて途中下車。駅前の飲食店で夕食にしよう。
駅に戻り、水戸行き普通列車に乗車。
19:59着 / 20:08発
東京方面品川行き普通列車に乗車。追加料金でグリーン車自由席を利用するのがおすすめ。夜景を眺めながら晩酌はいかが？
22:36着
お疲れさまでした。新橋・品川方面へ行く場合は引き続き乗車。
Photo: じゃらんnet
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京王プレッソイン 東京駅八重洲
▶︎ 東京駅八重洲中央口から徒歩3分
JR東京駅から徒歩3分、東京メトロ銀座線の京橋駅から徒歩2分の好立地。早朝や深夜の到着でも安心。チェックイン前、チェックアウト後のお荷物お預かりも可。鉄道旅行にぴったりのホテル。
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