北海道フリーパスを利用して、札幌を起点に道央、道北、道東、道南の主な見どころをめぐる7日間のモデルコース。登別や川湯などの温泉、函館や旭川などの都市、白老の国立アイヌ民族博物館、洞爺湖や大沼公園などの美しい湖、そしてトマムリゾートを訪ねる。時間にゆとりのある行程で、北海道の旅を満喫したい。
⚫︎ 2025年3月時点の情報です。時刻・料金・営業時間などは変更される場合があります。
⚫︎ 当モデルコースは2025年3月15日からの内容です。
⚫︎ 当モデルコースは交通機関の遅延や運休時の接続を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
⚫︎ ゴールデンウィーク、お盆期間とその前後、および年末年始は「北海道フリーパス」が利用できませんのでご注意ください。
⚫︎ 星野リゾートトマムは4月と11月に全館休館となります。同期間に旅行する場合は、新得や帯広での宿泊をおすすめします。
チェックリスト
⚫︎ ゴールデンウィーク、お盆期間とその前後、および年末年始は「北海道フリーパス」が利用できないので要注意。利用できる期間を事前に確認しておこう。
⚫︎ JR各社の駅(JR九州を除く)で「北海道フリーパス」を購入しよう。JR北海道の全在来線とジェイ・アール北海道バスの路線バスが連続する7日間乗り放題のきっぷだ。
⚫︎ 「北海道フリーパス」では、普通車指定席を6回まで利用できる。7回以上利用する場合は運賃のみ有効で、特急料金や指定席料金が別途必要となるので要注意。
⚫︎ 全車指定席の特急「北斗」「すずらん」「とかち」「おおぞら」は、「北海道フリーパス」のみで普通車指定席の空いている席を利用できる(満席時は立ち席)。もちろん、指定席の予約も可能だ。
⚫︎ 2日目に乗車する稚内発旭川行きの特急「サロベツ4号」は、閑散期に数日間の運休日があるので、運転日をよく確認しておこう。夕方の札幌行き特急「宗谷」(毎日運転)を利用する手もある。
⚫︎ 函館から新幹線や飛行機で本州方面へ戻る場合は、函館で「北海道フリーパス」の有効期間7日目を使い切る旅行プランを組み立てるのがおすすめ。余った1日分は旅の途中(稚内あるいはトマムなど)で一回連泊するか、札幌から旅行を始める前日に小樽やニセコ方面へ日帰りで足を伸ばすことで活用できる。
⚫︎ 稚内、旭川、川湯温泉、トマム、登別温泉、函館のホテルを予約しておこう。なお、星野リゾートトマムは例年4月と11月に全館休館となるので、同期間に旅行する場合は、新得や帯広など、近郊の宿泊施設を利用しよう。
INDEX
1日目

Photo: 美瑛パッチワークの路
鉄道乗車距離: 443.8km
札幌→稚内
⚫︎ 札幌から旭川経由で丘のまち・美瑛へ。夏はサイクリング、冬はバスで白金青い池を訪ねてみよう。
⚫︎ 美瑛をパスして旭川駅からバスで旭山動物園を訪れるのもおすすめ。冬はペンギンの散歩を見ることができる。
⚫︎ 旭川から宗谷本線の特急サロベツで日本最北端の駅・稚内へ。
⚫︎ 稚内で郷土料理を味わう。
今夜の宿 (スポンサー広告)
天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内
▶︎ 稚内駅から徒歩2分
最上階10階に自家源泉の男女別天然温泉大浴場(サウナ付)完備・露天風呂付。稚内初の最上階天然温泉!稚内駅より徒歩約2分のアクセス抜群の立地です。夜鳴きそば無料サービス!
2日目

Photo: 宗谷岬
鉄道乗車距離: 259.4km
稚内→旭川
⚫︎ 稚内駅からバスで日本本土の最北端・宗谷岬へ。
⚫︎ 昼の特急サロベツ(閑散期は数日間の運休日あり)で旭川へ。
⚫︎ 北海道第二の都市・旭川でナイトライフを満喫。ラーメンや地酒、地ビールなどを味わいたい。
旭川の宿 (スポンサー広告)
JRイン旭川
▶︎ 旭川駅に直結
JR旭川駅直結。全国的にも珍しい、イオンモールの上にホテルがあります。エレベーターの乗り換えで外に出ずにイオンへGO!買い物、お食事、映画鑑賞など様々なニーズに対応できます。
3日目

Photo: 網走・天都山
鉄道乗車距離: 317.5km
旭川→川湯温泉
⚫︎ 旭川から網走まで石北本線の特急オホーツクに乗車。
⚫︎ 網走市内を観光。博物館網走監獄を訪ねてみよう。
⚫︎ 釧網本線の列車からオホーツク海や濤沸湖、斜里岳の景色を満喫。
⚫︎ 道東を代表する温泉街のひとつ・川湯温泉に宿泊。強酸性のお湯に浸かろう。
川湯温泉の宿 (スポンサー広告)
お宿欣喜湯 別邸 忍冬 (SUIKAZURA)
▶︎ 川湯温泉街(大鵬相撲記念館)バス停から徒歩2分
泉質は殺菌効果もある強酸性の硫黄泉。ご夕食は地場産食材を使用した和会席又はビュッフェからお選びいただけます。川湯をまるごと体感できるデラックスな温泉リゾートでゆったりお過ごし下さい。
4日目

Photo: トマム
鉄道乗車距離: 292.5km
川湯温泉→トマム
⚫︎ 川湯温泉から釧網本線で釧路へ。釧路湿原を車窓から眺めよう。
⚫︎ 釧路の和商市場で朝食。自分好みの海鮮丼をつくろう。
⚫︎ 十勝の池田ワイン城を訪問。雄大な風景を眺めながら食事とワインを楽しみたい。
⚫︎ 北海道を代表する山岳リゾートの星野リゾートトマム(4月・11月は全館休館)に宿泊。全天候型のインドアプールや大浴場などでリゾート気分を満喫しよう。冬はアイスヴィレッジを散策できる。
トマムの宿 (スポンサー広告)
星野リゾート トマム ザ・タワー
▶︎ トマム駅から無料シャトルバスに乗車
トマムリゾートの中心に位置する36階建てのタワーホテル。食事が楽しめる山の中腹の「ホタルストリート」やファームエリアに近く、アクティブに滞在したい方におすすめ。ホテルの宿泊者は全天候型プールと大浴場の「ミナミナビーチ」、冬のイベント「アイスヴィレッジ」に無料で入場できる。
5日目

Photo: 白老・国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)
鉄道乗車距離: 166.3km
トマム→登別温泉
⚫︎ 夏場は早起きしてトマム山の雲海テラス(5月中旬〜9月下旬)に行こう。運が良ければ壮大な雲海が見られるかも。
⚫︎ 特急列車を乗り継いで白老の国立アイヌ民族博物館(通称ウポポイ)へ。アイヌ古式舞踊を鑑賞し、伝統料理を味わってみたい。
⚫︎ 日本を代表する温泉街のひとつとして名高い登別温泉に宿泊。
登別温泉の宿 (スポンサー広告)
第一滝本館
▶︎ 第一滝本前バス停から徒歩1分、登別温泉バスターミナルから徒歩5分
登別温泉を代表する老舗の温泉宿。地獄谷を見渡す1500坪の大浴場に5種の泉質と35種の浴槽があり、「温泉天国」を満喫できる。露天風呂でお酒が飲めるのも第一滝本館ならではの特典だ。
6日目

Photo: 洞爺湖
鉄道乗車距離: 207.0km
登別温泉→函館
⚫︎ 朝の地獄谷を散策。
⚫︎ 登別から特急列車とバスを乗り継いで洞爺湖温泉へ。洞爺湖のクルーズや湖畔の散策を楽しみたい。
⚫︎ 夕方は大沼公園で途中下車。絵に描いたような大沼と駒ヶ岳の風景に感動。
⚫︎ 夜の函館を観光。函館山から「100万ドルの夜景」を眺め、元町とベイエリアをぶらり散策。
函館の宿 (スポンサー広告)
JRイン函館
▶︎ 函館駅北口から徒歩1分
湯船に浸かり入線する列車を眺め、ラウンジからは青函連絡船記念館摩周丸。ホテルロビーには懐かしい列車のヘッドマークも。回転寿司食べ放題の朝食ビュッフェをお召し上がりいただけます!
7日目

Photo: 五稜郭公園
鉄道乗車距離: 318.7km
函館→札幌
⚫︎ 最終日は函館の観光に一日を充てよう。元町やベイエリア、五稜郭公園などを散策。
⚫︎ 夕方の特急で札幌へ。
⚫︎ 北海道新幹線で東京方面へ戻る場合は、「はこだてライナー」に乗車し、新函館北斗で乗り換え。
⚫︎ 函館空港から本州へ戻ることもできる。
札幌の宿 (スポンサー広告)
ホテルグレイスリー札幌
▶︎ 札幌駅地下街アピアフードウォークに直結
JR札幌駅南口すぐ目の前の立地。地下街アピアからも直結なので、札幌駅から一度も外を通らずにお越し頂けます。セルフ海鮮丼など、北海道グルメを含む朝食ビュッフェを是非お楽しみください!
あわせて読みたい